「大切な人に優しくできる」すごさ
※この記事は2024.6.10の音声配信を文章にしたものです
わたしの夫
夫は私と同い年で、学生時代から付き合って結婚しています。付き合いを含めると、もう多分人生の半分ぐらいは一緒にいます。
これほど一緒にいられるのは、夫がすごく優しいからだと思っています。すごく包容力があるとも言えるかもしれません。
夫はおしゃべりな方ではなく、どちらかというと静かな人です。
何かに喜んだりとか思いっきり楽しむことはもちろんあります。でもネガティブなことで取り乱したり感情の起伏が大きいところは、学生のときから見たことがありません。
一方的に機嫌が悪いとかっていうことも家ではなくて、どんなに仕事で疲れて帰ってきても、わたしたち家族には本当に変わらずいつも通り接してくれます。
なんかいい父親像とかってそういうふうに映るかもしれないですけど、それってなかなかできることじゃないなと思います。
なんでかというと、わたしができないことだからなんですよね。
わたしだったら「優しくできるように今日は頑張ろう!」「機嫌よくやっていこう!」って、意識して気持ちを向けないとできないようなこと。
だからそれが当たり前にできるところに凄さを感じるんですよね。
家族を大切にする、を姿勢で見せている
家って家族がいて、自分にとっても落ち着ける場所だからこそ、自分もダラーっとしたりとか、外では見せない、ありのままの自分でいていいはずなんですよね。
だからついわたしも、仕事とか外の人間関係のつらさを持ち帰ってしまって…そこでこうしわ寄せがあるというか、つい家族に当たってしまったりっていうこともあります。
夫はそこの線引きもすごく自然にできています。それは二人で一緒に住んでたときも、子どもができてからも全然変わらないんですよね。
だからどんなときも大切な人に優しくできるという大切さを、多分夫は分かっているからこそ、そうやって行動できてるんだと思います。ちゃんと姿勢で見せているところが、なんかすごいなって改めて思っています。
でも、無理して見せてるっていうわけではなく、自然にできてるんですよね。
それを近くで見ていて、本当にすごいなって。
(すごいすごいばっかり言ってて、なんか自分の語彙力がないのが丸出しなんですけど笑)
わたしには真似できないので、とても尊敬しています。
夫がわたしの居場所をつくってくれている
そのおかげでわたしたち家族は安心して過ごせています。
特にわたしは、実家が落ち着ける場所ではなかったので、いま夫がわたしの居場所をつくってくれていると思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
と同時に「わたしは大切な家族に何かを与えられているのだろうか」っていうのも考えます。なんかこういう感謝を全然還元できてないんじゃないかなって、すごく不安になったりもします。
いまの自分に何ができるのかを、これからゆっくり考えていきたいと思いました。
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