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引き算しながら暮らしたい
この記事は2024.10.4の音声配信を文章にしたものです
最近本をたくさん読んでいて、本のレビューをしたい衝動に駆られています。
今日も一冊学びになった本を紹介します。
四角大輔さんの「超ミニマル・ライフ」。
タイトル通り、人生を軽量化しミニマルライフを極めるための方法やコツがまとめられています。
わたしはミニマルな暮らしに興味があり、インスタで手放し報告をしたりしています。
調べたところ、図書館にこの本があったので読んでみました。
「超ミニマル・ライフ」 心に残った3つの言葉
超ミニマル・ライフの中で、心に残った言葉を3つ紹介します。
身土不二
現代人は最初に削る時間が睡眠で、最初に削る出費が食費
多数決とみんなの意見は無責任のかたまり
身土不二
この言葉ははじめて聞いたのですが、
身体と大地、身体と風土は切り離せない関係にあるという意味だそうです。
ミニマルライフを送るには、無駄のない生活習慣が大切。
太陽に合わせて起きる、 身体の声を常に聞く…そういったシンプルな行動が大事です。
また、身体を資本とした食事の大切さについてもお話されています。
例えば、旬のものを美味しく食べることは身体に良く食費も抑えられる、(料理家の土井先生がおっしゃっている)一汁一菜をおすすめしていたり…。
読み進めると、無駄を徹底的に減らすイメージが湧いてきました。
何でもかんでも減らすより自分に大切なものだけを残す、そういったヒントをくれる本だと思いました。
田舎暮らしとかでない限り、どうしても自然から遠のきがちになりますが、
日の出、日入り、季節などを感じ、自然に振り回されながら生きるぐらいがちょうどいいという内容を見て、 確かに理想の生活ってそんな感じだなあと思いました。
便利な時代だからこそあえて自然に身を委ねた人生を送るのもいいですよね。
現代人は最初に削る時間が睡眠で、最初に削る出費が食費
おそらく、ほとんどの人がこの概念で生きているような気がします。
わたしもそうです。
働き方を変えて時間や健康の大切さに改めて気づきましたが、
それでも時間に追われていると時間や食費を切り詰める方に流されがち。
しっかり睡眠や食事をするというあたり前に言われていたことが、大人になるとできなくなっていきます。
でも、それが巡り巡って人生で一番大切だと気づかされました。
多数決とみんなの意見は無責任のかたまり
これ、社会の中では必要な場面もたくさんあると思うのですが、
そのことで人生の大切な決断を下してしまうことが怖い、 と四角さんは言っています。
私はまさにこういう人間です。
なんでも多数決に賛成し、自分の意見は出さずにみんなの意見に従う
そう生きてきたので、一番グサッときた言葉でした。
意見を言って周りに嫌われるのが、とにかく怖かったんですね。
八方美人を辞めてしまったら、どんどん人が離れていくのではないか…と。
でも今は、本当に大切な人だけが残る実感があります。
この言葉は改めてグサッとするところもありながら、でも自分の目指す姿としても共感できました。
年齢を重ねるほど引き算が心地いい
この3つに共通しているのは、引き算の考え方だということです。
自分にとっていらない・やらないことをコツコツと削ぎ落とすこと。
これが自分らしく身軽に生きるために大切なことだと学びました。
若いときはなんでも経験し吸収し、 たくさん足し算することがあると思います。
でもある程度年齢を重ねると、逆に身動きが取れなくなってしまったり、自分にとって必要なものがわからなくなってしまいます。
だから、生き方を考えながら手放せることを考える。
わたしもこれからは自分のために生きていきたいと思っているので、四角さんの考え方が非常に参考になりました。
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