「見返したい!」と頑張るほどつらくなる理由
この記事は2024.9.10の音声配信を文章にしたものです
親を見返したいと思うほどつらくなった経験
あなたは、自分がアダルトチルドレンだと気づいたとき、親に対して悔しい気持ちが湧いてきませんでしたか?
そして「親をいつか見返してやりたい!」と頑張っていることってありませんか?
わたしも今まで、その「見返したい」という気持ちをひとつのエネルギーにしていました。
ですが、頑張れば頑張るほどつらくなる経験もしました。
つらくなる原因は、
見返すのも結局親のため。他者評価ありきになっていたから。
だと気づきました。
見返すという行動が、「親から認められたい」という承認欲求を満たすためだったんですよね。
それに気づいたとき、
わたしはいつまでたっても “親のため” なんだ。そこから離れられないかもしれない。
と怖くて絶望した時期がありました。
「見返したい」は誰のため?
でも今は見返したい気持ちはありません。
それは、自分の人生に集中できる環境になった、というのが大きいと思います。
「自分のやりたいことがあって、時間が足りない!」
そんな感覚を、人生ではじめて味わっています。
今の自分に一生懸命になれることが、自分自身を救っている気がします。
次第に、この生き方が親にどういう影響を与えるか…というのは気にしなくなりました。
もし今あなたが、「親を見返す」ことに焦点を当てていたとしたら(それが自分にとってのエネルギーになるならいいのですが)、
もしかしたらどこかで、親のために頑張りすぎているかもしれません。
自分のためと思っていたことが、親のためになっているかもしれない。
だからこそ、定期的に自分を振り返ることが大切だと思います。
その行動がなににつながっているか
わたしもそうですが、一生懸命になると自分が見えなくなります。
特に完璧主義なところがあるとがむしゃらに頑張りすぎてしまいます。
その道を信じて進む強さはあるけれど、本来の目的(そこを突き詰めて自分がどうしたいか)が途中でブレてしまうこともあります。
「実は自分のためではなかった」
そうならないためにも、今の行動が何につながっているかを考えながら、少しずつ軌道修正する視点も大事だと思います。
焦らず、立ち止まる勇気も必要ですね。
行動するだけですごいんだよ
もし、頑張りすぎて疲れていたり今の道に不安がある人は、もう一度自分の道を見つめ直してみるのもいいかもしれません。
アダルトチルドレンの人が、自分の人生を立て直して頑張っている、
それだけで本当にすごいことです。
つらい過去があっても自分の人生を生きようと頑張る姿は本当に素敵だし、すごい力だと思います。
わたしもそんなあなたと一緒に頑張っていけたらな…という気持ちで、今回のお話をしました。
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