読書感想日記~2023夏~
どうもこんにちは。みいです。
読んだ本が溜まってきたので感想を。
夏の終わりが近づいている。
近所の学生たちも学校に復帰し、家の外壁にはクワガタがいた。
夏の間に読んだ本を久々にシェアしよう。
▼考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール/益田ミリ
すんっっっごい理想の旅だった。
一人では入るのに勇気が要りそうなお店に頑張って入ってみる、気に入ったカフェに滞在中何度も行く。。。
私も一人で海外に行った経験があるからとてもよく分かる場面がいっぱいあった。
また必ずこういう旅がしたい。
いつも持って行く日記帳と共に。
一人だからできる気ままだけど成長できるような、かつほっとできる旅の様子。
まちがいない益田ミリさんの文章とそこに添えられるイラスト。
そして巻末にはシナモンロール関連限定の英会話も。
▼世界の食卓から社会が見える/岡根谷実里
文化からその裏にある世界の情勢を見る系の本が大好物なのだ。
しかも食文化と来ればなおさら。
まさに私のための本だ。
意外なオーガニック先進国だったり、アボカドの裏にある環境破壊、オリーブの木とパレスチナ問題など。
かと思えば世界のサバ缶を30種食べ比べたり、世界の機内食の比較があったりと、終始堅い話題ばかりではなく読みやすい。
データもたくさん載っており、裏付けがしっかりしているし、適度に写真も掲載されていて飽きが来ない。
一気に読んで、こういったいろんな角度から世界を理解したいと改めて感じた一冊。
▼死にたいけどトッポッキは食べたい/ペク・セヒ,山口ミル訳
この夏は何冊かK-文学(韓国文学)を読んだ。
その中でも特に有名なこの本は、中身をよく知らないまま自宅に連れて帰った。
出てくる心療内科の先生に診察してもらいたい。
そんな思いが頭と心を占める。
とにかく優秀な先生なんだなと感じた。
会話も重すぎず、主人公の気持ちの移り変わりもわかるな~という部分も少なくない、そんな一冊。
やっぱりタイトルが秀逸。
▼女ふたり、暮らしています。/キム・ハナ、ファン・ソヌ,清水知佐子訳
こちらもK-文学から。
この作品の存在は知らず、図書館で見つけた。
タイトル通り女性の2人暮らしのエッセイ。
お互いに甘えるわけでもなく、でもいろんな気持ちを共有し合う、そんな素敵な関係。
2人が交互に短いエッセイを書いていくのだが、同じ出来事でも視点が異なっていたり、お互いの違いに感謝していたり。
とにかく面白くてあっという間に読み終わった。
同性同士に限らず老若男女にとって理想の暮らしなのではないだろうか。
まだまだ読んでいない本が溜まっているので、また秋の終わりにでも共有できたらなと思います。
人生の夏休みが終わりそうなので、ビジネス書なども増えてくるかな~と思う夏の終わりでした。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた明日。
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