【企画参加】学びの沼
資格なんてほんの入り口に
立てただけのことで、
それを持っているからと言って
「プロフェッショナル」とは
到底みなされませんよね。
※かつてこんな企画もやりました。
私は日本語教師になるために、
420時間の養成講座を修了し
日本語教育能力検定試験も
合格しましたが、
更に言えばボランティアで
夜間中学で日本語を
教えていましたが、
これだけで教壇に立った
新人の頃を思い出すと、
顔が真っ赤または真っ青になるような
ことばかりでした。
資格は実務を
教えてくれませんものね。
日本語教師としては
今だって学びながら
教えている状況です。
この学びの沼は決して
日本語教師であるうちは
抜け出せません。
さあ、では
2足目のわらじの「着付講師」
についてはどうか
と言いますと、
これこそ、もっと深い沼に
入り込む必要があります。
私は祖父母の家が呉服屋で
幼少の頃から着物が身近、
知識も多く入る環境にあり、
かつ、10年ほど着付教室に通いましたが、
日本の伝統文化は
それはそれは奥深いのです。
全く以て、足りません。
余談ですが、
日本の企業は
設立100年なんて
大したことはありませんが、
世界の中ではこれは
驚くべきことなんですよね。
如何に日本の伝統が
着物の歴史が、
奥深いものか
それだけで分かるでしょう。
固い話から始まりました。
この記事はチェーンナー先生企画の
「YouTube履歴をさらし合おう」
自分編です。
チビ編は、こちら。
この記事でも書きましたが、
着物の勉強をしています。
こちらも一生勉強です。
だからYouTubeの履歴も
こんな感じで、
着物に関連するものが多いです。
特にこの「明日への扉」シリーズは
20代~30代の若者が
伝統を継ぐために奮闘している姿が
熱く、美しく、感動します。
しまった、貼り過ぎました……。
長年の努力を重ねないと
手に入れられない技を得るために、
決して満足のいく報酬を
頂ける職業ではない中で、
仕事を掛け持ちしながら
失敗しながら、
伝統を継承するという
簡単ではない意志を固く持つ。
伝統的な柄や技法を
大切にしながら、
そこに海外の模様を
取り入れる。
モダンのデザインを
追加してみる。
気の遠くなるような
年月をかけて生み出された
伝統という強靭な芯を
守り続ける気迫と、
それを最新の流れに
組み入れようとする
挑戦心。
たった1枚の着物に、
帯に、帯締めに、
込められた精神や技法が
どれほどのものか、考えると
物の1つだって
無駄には扱えないな、と思います。
1つ知るたびに
如何に自分が無知(鞭ではない)だったか
思い知らされます。
私には職人さんのような
素晴らしい技はありませんが、
もっと知って、知って、知って、
この素晴らしさを
伝えていきたいと思います。
チェーンナー先生のこちらの企画に
2回目の参加です。
チェーンナー先生、
いつも楽しい企画をありがとうございます😄
ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。