頭の中のゲリラ豪雨
深夜に一度目が覚めた。
なんとなくまた眠りに就くまでの間で
不意に昼間のランチで話した何気ない悩み事が
急にカツン!脳みそにハマった。
ああ、どうやら思考停止に失敗したみたいだ。
頭の中にはみるみるうちにモヤがかかり雨雲が完成した。
次第に雨が降り出し、ゴロゴロゴロゴロ〜ン、ピシャドーーーォンと、雷まで鳴る始末。
偉いこっちゃあああ〜〜
最近は晴天続きだったのにいぃぃ〜い
何の対応もしきれず、しばらく頭の中の大荒れ天気を眺めていた。
この自然現象である天気とどう向き合えばいいのか、闇雲に目の前にあったお花を一輪だけ嗅いでみた。
その僅かに香る何かをもう一度知りたくなってまた呼吸を繰り返した。
すると、徐々に雷は落ち着き気づけば雨も小雨になっていった。
いつも前向きに生きたい、生きよう、進んでいこう!えいえいおーっ!
そうやって見たくないものは見ないようにするのも一つの方法かと思ってきたけど、こうやって寄り道もちゃんとしながら生きていくのは私にとって必要な人生の旅路、なのかもしれない。
そんなことを感じたら正直言って昼間の何気ない悩み事は全く解決していないのだけど、目線を空から正面に向けるとそこには沢山の花々達が水滴と言う名のストーンを見に纏ってキラキラ輝やいていた…。