【通訳学校】この1年間とこれからを考える
振り返るタイミングがきたな、という気持ちになったので書いてみます。
通訳学校に通い始めて1年が経ちました。1学期が半年なので、現状は2期が終了し、3期目に通っているところです。
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通い始めてからこれまで
通うことを決めた理由や背景はこちらにまとめています。
かいつまんで言うと、語学のスペシャリストである通訳(翻訳)を本格的に学んでみたいと思ったのがきっかけで通い始めました。
当初の目標は、まずは授業についていく、かつ進級して次のレベルのクラスに入ることでした。
そしてなんとか2期連続で進級することができ、無事2024年の目標を達成しました。
そして、現在は3期目に通っています。
通訳学校に通って良かったこと
通うことを決断して、本当に良かった!と思っているので、具体的にどんな点が良かったかをまとめてみます。
1. 英語の学習習慣が身に着いた
毎日、英語を読んだり聴いたり話したりするようになりました。まさに歯磨きのように、習慣として続けられるようになりました。
また、何をどう取り組むのかも迷わなくなりました。
ここが足りていないから、強化するためにしばらくこれをやるぞ!と、課題点とそれを改善する方法が自然と頭に思い浮かぶようになりました。
2. 通訳訓練の方法がわかった
初級の方のクラスでは通訳の基礎訓練方法を学ぶのですが、自分自身でもそれを自然と取り組めるようになりました。
特にリプロダクション(聴いた音声を再現する)とサイトトランスレーション(音に合わせて区切りごとに訳していく)は「英語学習」の範囲では取り組むことはあまりない訓練法なので、覚えて実践できて、嬉しいです。
3. 同じモチベーションで頑張っている人たちと出会えた
通訳学校は結構な金額を払っていることもあり(?)真剣な方が集まるので、授業も緊張感があって、それがよい刺激になりました。
ただ、学習仲間同士で自主勉強会をやりたいな~という気持ちはありつつもまだ実現できていないので、これは今後の課題です……!
今モヤモヤしていること
最近とある授業で講師の先生が、通訳学校に通わずとも、進級せずとも、通訳者になることはできると仰っていて、ふと通訳学校に通う意味について考えてしまいました。モヤモヤを少し、言語化します。
1. 通訳の仕事に対する心境の変化
当初は、進級して、適切なタイミングで通訳の仕事も始めたいと考えていました。
今もし本当にプロの通訳になりたいのであれば、学校に通いつつもどんどん現場で経験を積んでいったほうがいいんだろうと思います。ただここ最近、通訳学校に通い始めた当初とは少し気持ちが変わってきました。
今わたしは編集者の仕事をしているのですが、それがとても自分にしっくりくる感覚があり、しばらくはこれを軸にしていきたいと思うようになったんです。
通訳(や翻訳)の仕事は、メインでガツガツやっていくぞ!というよりは、少しずつじっくり研鑽して、まずは副業として(もしくはプロボノとして)稼働していけたらいいな、という気持ちになりました。
2. 学費に対する費用対効果
通訳学校は一期/半年で20万円前後の費用がかかります。
当初は、通訳訓練法など、学ぶことがいっぱい。週に一度緊張感のある場があるからこそ毎日の学習リズムも作りやすい等々、金額に見合ったリターンを感じられていたのでとても満足していました。
ただ前述したとおり、独学である程度、通訳訓練の勉強をできるようになったこと。そして、いま今すぐに通訳の仕事をがっつりやっていく気持ちはないこと等々、この金額を払い続ける理由がなくなってきました。
これから何を目指すのか
まず、直近は今のクラスの進級判定を目指していきます。進級率がこれまでのクラスよりもぐっと下がるらしいので、更に根詰めて取り組んでいきます!
そしてその後は、進級してもしなくても、おそらくですが通訳学校はいったんお休みします。理由は前述したとおりですが、しばらくは独学もしくは別のやり方で英語力や通訳技術を磨いていきたいと思います。
ペースメーカーとして月2回程度の勉強会(アウトプットや意見交換の場)があればよいなと思っているので、どうにか工夫してそういった場を見つけて(もしくは作って)いきたいです。
以上、心境の記録でした!
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