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302.真実は、自分の人生を生きるひとの数だけある


記事「302」である。がぜん、部屋番号っぽくなってきた!笑
302号室に住んでいるそこのあなた。これもなにかのご縁。いいことあるよ、きっと。

そして今のわたしから266日前のわたしが書いたこの記事が、固定記事とかにしてもいないのにけっこういろんな方から反応をいただける記事だったりする。266日前のわたし、「記事のナンバリングがいずれ、部屋番号のようになります。302とか。」と予言されても「ウッソー。ていうかそれこそどうでもいいじゃんどうだっていいじゃん(部屋番号とか)!」とか言いそう。たしかにどうでもいい。



どうでもいいことは、じつは人生には山ほどあるんだ。
そのどうでもいい、意味不明な、問題ですらないことに悩んでいるのも人間のチャーミングなところなんだけれど、でも、だいたいが、どうでもいいことだ。

たいていのことは「それってなんでなん?」「それってほんまなん?」の、なんで&ほんまの二段論法(うんまちがってるのは知ってるから)でいくと、「うっ」と答えにつまってくるので、そうなったらこっちのものだ。
それは2億パーセントくらい、どうでもいいことなのだ。


ちなみにわたしは「note短文恐怖症」という病にさいなまれているので、いつも頭の中には「さあ書け。もっと書け。2000字以上書け。or Die!」という鬼軍曹の声がひびきわたっているのだけれど、ためしに鬼軍曹に「それってなんでなん?」と聞いてみた。

「なにを抜かすか!この愚か者ガァ!役に立ち、読み応えがあり、示唆に飛びかつユーモアがある。そんなnoteこそが人々から求められ、期待されるものなのダァ!!」

と、おっしゃる。それってすごく大変そうだ。なので「それってほんまなん?」と聞いてみた。

「なんだとお!貴様、なにを言っているんダァァ!!ほんっ....ほんまに決まってるだろう!」

なるほど、どうやら鬼軍曹の中ではそれはそう決まっているらしい。たしかにそうかもしれない。彼の世界観の中ではそうなのだろう。けれど、それはひとつの世界観であって、真実ではないでしょう?
真実は、自分の人生を生きるひとの、数だけある。

自分の人生を生きないひとは自分の真実を知らないので、仕方なく多数決で決まったことを真実だという体(てい)で生きるしかないので、そのひとたちには真実はその多数決で決めた”常識”しかない。

でもそのひとたちは、自分の真実を知らずに借り物の真実を「自分のです」と偽装して生きているので、いつでもびくびくしているのだ。
これって、真実、ですよね?
これって、いまのところ真実ってことで、合ってますよね?

って、心の中がいつもうす暗くどんよりしている。だから、ごくまれにいる「自分だけの真実を生きるひと」を見かけると、まぶしすぎて、ほとんど頭がおかしいひとに見えてくるはずだ。

そして、怖がって避けるか、怖がって攻撃するか、怖がってばかにする、とかする。そうしないと、怖くていても立ってもいられないので、そうせざるを得ない。


ところで冒頭の鬼軍曹の話に戻るけれど、わたしはわりとこの鬼軍曹と、noteについては脳内対話を試みている。それで、彼についてのいろんなことがわかってきたところだ。

ちゃんとしたものを書け。長く書け。長いけれど読みやすいものを書け。役に立つものを書け。ちゃんと自分らしさが出るものを書け。多くのひとが好みそうなものを書け。いつも読んでくれているあのひとがスキと思ってくれるものを書け。
or DIE。


そうなのだ。彼ったら、彼ったら!

そうじゃなきゃ死ぬ!くらい思い詰めているのである(笑)。
そう、とってもまじめなひとなのだ。役に立つ自分じゃないと、自分はここにいてはいけない、と思ってしまうひとなのだ。だれかと同じだったら、自分は存在する意味がないと思ってしまうひとなのだ。
がんばって個性を出さないと、個性はでないものだと信じているひとなのだ。
多くのひとに好かれないと、価値がないと思っているひとなのだ。
スキされないと、さみしくってしょんぼりしてしまうような、ひとなのだ。


つまりは、鬼軍曹は、とてもかわいいひとなのだ。駆け寄って、抱きしめて、ほおずりして「だいすきだよ、オラフ(仮名)!」って言ってあげたいくらい、かわいいやつなのだ。そしてそれは、取りも直さず”わたし自身”の話なのだ。


「それってなんでなん?」と「それってほんまなん?」を、ただただ繰り返していくと、行き着くところは


「ひとってただ、”あなたがあなたであるというただそれだけで、世界中に愛されるに値する。”という真実を、知りたいだけなんだな。」


と、いうことなんだよね。ほんとに。
あ、鬼軍曹!2000字超えましたよ(笑)。よかったね。わたしの中のエゴを喜ばせてあげたので今日はもう寝ることにします。あんにょん!



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