わたしとサティシュ・クマール

むさぼるようにある人の本を読むことは、初めての経験。

「サティシュ・クマール」
https://ja.wikipedia.org/wiki/サティシュ・クマール

どのくらい今好きかというと。
たった一人だけ「師匠」を選ぶなら誰?と言われたら、
即答で「サティシュ・クマール」と答えるくらい好き。
たった1冊本を残すなら何?と聞かれても、
即答で「サティシュの本」と答えるくらい好き。


どういうところがいいか、ときかれてもまだ上手に言語化はできない状態。
でも、キーワードで言うとしたら、

「ゆっくり」
「3つのH(ヘッド、ハンド、ハート)の教育観」
「フィアノット(恐れるなかれ)」
「シンプルに、美しく、生きよう」
「非暴力」
「共感」
「地球」
「全体性」

また、自分の中で言葉が熟されたら、改めてサティシュのことを自分なりに伝えてみようと思います。

ところで、
自分にとって衝撃的な出会いというものは、偶然起きるのでしょうか?
わたしは、起こるべくして起こると思っています。

突然目の前に落ちてくるなんてことはほとんどなくて。
一見関係のない事柄や出会いを、心が感じるままにたぐり寄せる感じ。
誰かの意見も、社会の目も無視して、
自分が、なんかいい!と感じるものを。
そして、自分だけの「いい」じゃなくて、
「真善美(役に立ち、善いもので、うつくしいもの)」であることを。

今のわたしにとって「サティシュ・クマール」は衝撃的な出会い。

最初の出会いは、2017年11月にたまたま見つけたgreenzの記事

https://greenz.jp/2017/11/09/tsuji_shinichi_story2/
この記事で、まずはじめて「辻信一」さんを知った。まだ心が揺さぶられるほどではなかったけれど、「文化人類学」「ナマケモノ」というキーワードが気になった。今読み返すと「サティシュ」のことが書いてあるのに、気になっていない。

そして、4月から島根県津和野町で、教育という文脈で仕事をさせてもらうことになります。
津和野町で多くの出会いがあった中で、同い年で、芯をもって保育士をしている子から、辻信一さんのこと、ナマケモノ倶楽部のことなどをたまたま聞くことになり、そこから、私の中で「辻信一さん熱」が急上昇する。

「3S(スロー、スモール、シンプル)」
「しないことリスト」
などなど、今まで、真逆の価値観で生きていた私を立ち止まらせてくれて、本当の自分のニーズを取り戻してくれた。
だから、結婚して、命をつなぎたいと思った。ファストに生きていたら絶対結婚はしていない。

そして、辻さんの本をいくつか読むと必ずといっていいほど登場するのが「サティシュ・クマール」だった。
たくさん本も読んだ。
①『英国シューマッハー校-サティシュ先生の最高の人生をつくる授業』
②『サティシュ・クマールのゆっくり問答』

そして、極めつけの一冊が、これまたgreenzの記事ですが…
https://greenz.jp/2019/11/28/sawyerkai_satish_kumar/
最近の記事!ソーヤー海さんがサティシュのことについて書いてくださっている記事。この記事の最後に参考にと紹介された本を読んで、もう心に雷が落ちたよう!

「ここだったんだ」
「この本に出会うために、サティシュと出会うために津和野に来たのかも…」
とか大げさに考えてしまうくらいに。


だからどうするの?の答えは出ていないけれど、まずは、サティシュの言葉を自分のものにできるように繰り返し繰り返し、時間をかけて何度でも読み直そうと思います。

最後に、この言葉をおくり、わたしのサティシュへのラブレターnoteを終わります。
「恐れからの行動ではなくて、魂からの行動を」


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