非マジメな日米2拠点生活🇯🇵🇺🇸
近ごろ思ってるんですけど、noteって、マジメな投稿が多くないですか?? 私は元来マジメじゃないというか、勉強は落ちこぼれてたし、まともな給与所得者生活からはハズレてたし。
そんな私がここでなんか書くと、なんとなく「マジメに書かなきゃ」みたいになる……。
ひとりの人間が日米行ったり来たりすると、おんなじ現象が起こる気がするんですよね。NYと東京では、別の人格。noteで何か書いてるかた、「note人格」になってるかも?
まず、日米で聴きたい音楽が変わります。日々耳にする音がメンタルに及ぼす影響は大きいそう。昨夜久々のNYスーパーでは、超推しのDoja Cat の曲がかかっていて、気分がアガりました。
またひとつには、女性はとくに、着るものが違うと別人になりますよね。日米ではだいぶファッション・トレンド違うし。
だから日米移動では、基本、衣類はスーツケースに入れません。ほら、魔法の国からキレイな極彩色の鳥を連れ帰って、家でよく見たら黒い鳥(カラス?)だったとかいうおとぎ話も……。
昨日東京から戻ってきた時の服装はこちら(羽田空港にて)。日米両方で大丈夫なのは、ベーシック・アイテム!
2拠点というからには、少なくとも年に1-2回は移動するイメージ。実は以前は、こんな頻繁に行き来はなかったです。交通費を節約したいのは無論。なにより、ようやく育児を卒業して、羽が生えちゃってました。
「来たからにはアメリカで何かやらなきゃ」と、当初目標にしていた契約いくつかとアーティスト・グリーンカード(EB-1A\E11)も取れて。日本で社会人になった娘は結婚して、子どもができて近居。
フルタイムで半リモート勤務の娘から「これからヘルプ来られる?」と突然のSOSが入ることがあるんです。自分も同様なワーキング・ママだったから、日本で多少でも役に立てたら、と……。
そんな訳での2拠点生活、始めました。昨日のフライトでは、永住者になって初めてのJFK入国審査。Citizen(米国民)とVisitor(訪問者)に別れる窓口の、Citizenのほうに恐々進みました。
ギョッとしたのは、アメリカでクリエイティブをやりたい人が手始めに取るO-1(アーティスト就労ビザ)だった時分には、「ビジター」の列に並ぶのに何の疑問も持たなかったこと……。「だってアメリカ人じゃないも〜ん」てな調子。
しかし、えっ?!「ビジター」って?! うーむ、今まではアメリカで何かやってるつもりでいて、「お客さん」だったんだ……。(選挙権以外は米国民と同等の永住者→Citizenの列になります) 。
やっぱり、「お客さん」だった時のほうがマジメでしたね。「お客に来てるんだから、ちゃんとしなきゃ」みたいな……。
そういう律儀さが今は取れて、のびのびしています。同時に、noteもなんだかマジメに感じられてきた次第。
その昔(1984年出版)、こちら↑の本を読んで痛く共感。今ごろやっと実践できそうです。育児という社会活動は、不真面目ではもちろん、非真面目でもマズい側面があったので……。
それはともかく、2拠点の利点でよく言われるのは、双方の良さを「当たり前」と思わなくなることですよね。
日本の食べ物が破格に美味しいとは、世界が認めるところ。とはいえ、NYには私の好物がいっぱいなんです。↓は帰還第一食。
加えて私の場合、NYではひとり住まい、東京では夫と同居。独身女性がさかんにSNSで発信している「やめられない独りの魅力」に頷かずにはいられません。
一人暮らしも10年級になると、人と一緒では些細なことがやたら気にさわるんです。
例えばタオルのかけ方とか、窓の開け方とか。3人と1匹暮らしだった子育て期には、気にするヒマすらなかったようなこと。
その代わり、夫婦2人ならお酒を飲みながらくだらない話で大笑いしたり。2拠点では、気ままな1人も飽きてきた頃に帰国して、毎日夫の手料理にありつけるから、ダブル・フレーバー?
女性にとって「結婚するも地獄、しないも地獄」は本当……と経験した私。(単なる仕事仲間と「でもしか」で結婚したからかもですけど……)
何なら2拠点って方法もありますが、いかが? 地獄×地獄で、天国が見られるかも……!
ということで、メープル・ドーナツを頬張りつつ私こと作曲ピアニストmint がお届けしましたNY帰還1日目。人気モーニング・ショー”Kelly & Mark” ↓を見ながらだから「非マジメかな?」と迷うあたり、まだまだマジメ……なのか……?
(冒頭の写真は羽田空港で定例にしている伊藤園さんにて、白玉抹茶ソフト。めちゃ美味!)