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【詩】冬の本気
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今日は朝から冬が本気だろうか
空は厚い雲に覆われ
大粒の雪を降らせる
みるみる積もる雪に
世界は真っ白な重みを増していく
氷点下の気温に
冷たい風が吹き荒れ
体感はさらに鋭く寒い
まるで冬が「これでどうだ」と言っているようだ
厚手のダウン、マフラー、手袋
こちらも万全の備えで応戦する
冬の容赦ない攻撃に
負けてたまるかと
本気で立ち向かう
だが本気の冬は
こんなものではないことを知っている
長い戦いはまだこれから続いていくのだ
【あとがき】
荒れ模様の天候でした。
最近、書くものもすっかり冬に取り憑かれてますね。
季節感あっていいってことにしておきます。
季節に振り回されるのも、また面白いものですね。