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schoolTakt活用術㊲毎時間、探究はできる

壁新聞

探究、というほどでもありませんが、社会科や理科では調べ学習の時間を多くとるようにしていました。
古くから「壁新聞」という実践が全国に広まっています。
単元の終わりに、3時間ほどかけて、教科書で学んだことを新聞形式でまとめ、壁面に掲示するという手法です。
もちろん私も、多分に漏れず実践してきました。
しかしこの実践、子どもたちがつまらなそうなんですよね。
その理由を自分なりに分析して、出た答えが2つ。

1.みんな同じ内容

これは教科書を使った授業全般に対して言えることですが、みんなが同じリソースを使っていることで、知がデフレを起こしているように感じていました。
せっかく頑張って覚えたことは教科書に書いてあるし、みんな知ってる。
何かを知るって、知らない人に伝えられるからおもしろい面があると思ったんです。
どうせ学ぶなら、自分が一番関心のある事柄で、自分しか知らない情報を探してみる。
インターネットを駆使し、テーマから大きく離れてもOK!という建付けで行っていました。

2.技術が上達しない

2か月に1回くらいしか作成する機会がないので、技術がなかなか身に付きづらい。
一方で先生側としては、授業時数に余裕はないし、貼りかえる時間もバカになりません。
掲示するにも文字の間違えがないかを細かく添削しなければいけないし、一言書かなければいけない。
また、一度掲示したらある程度貼っておいてあげないと、という気持ちもあります。
私はこの数多ある課題を、スクールタクトで解決することにしました。
①毎時間書く。
②その場でチェック。
③書き終わったら鑑賞。
スクールタクトでは、リアルタイムで表現が見られるので、訂正修正が作成途中でできるんですよね。
これは学習者側にとっても助かることだと思います。
そして、書き終えると同時に掲示になる。
毎時間やるから、技術も上がっていく。
子どもたちは楽しみながら取り組んでいました。

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ミノテショーゴ(ヒロック校長)
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