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schoolTakt活用術⑧職員室ハック(校内研究編)
「GIGAが進まない…」
そんな悩みが全国の学校現場から聞かれます。
その大きな要因が、「ICTに抵抗のある同僚がいる」こと。
特に、これまでアナログな環境で教科教育を追求してきた先生にとっては、ICTの活用は受け入れがたいものです。
「あの先生はわかってない!」と、二項対立になってしまっては、いつまで経っても教育は前進しません。
学校全体で、GIGAをすすめるにはどうするか。
それは、先生方に「ICTの利点と簡易性」を体感してもらうことです。
校内研究で活用する
私はまず、校内研究にスクールタクトを導入しました。
先生方は、iPad片手に研究授業を参観します。
研究授業を見て、いいなと思ったところや気になったところ、代案などをスクールタクトに書き込んでいきます。
すると、協議会の前に既に多くの人の意見が書き込まれているというわけです。
始まるまでの間、自分の意見を改めて書き直してもよいし、他の人の意見を見てコメントをしていてもよいわけです。
協議会も、限られた人の意見だけでなく、全員の意見を共有できます。
司会も、全体を把握しながら進められますよね。
また、授業者は会の後でも、参観者の意見に目を通すことができます。
ねぎらいやよかったところが書かれていて、「授業を引き受けてよかった」という報いや財産にもなりますよね。
後日、同僚に質問したり、相談したりもできるわけです。
また、分科会の振り返りや、次の授業者にとっても役立ちます。
これが模造紙や付箋だと、保存するのも一苦労ですね。
研究主任なら、まとめて研究通信にして配布してもいいでしょう。
保存性やテキストデータとしての利便性を実感してもらえます。
先生たちに、やらなきゃいけない場面を作る。
それ自体が、ICT活用の研修にもなるわけです。
次回は「職員朝会編」です。
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