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小さな幸せに気づけ自分。

朝はママ友と散歩。
長男が習い事中の夕方も散歩。
朝はルンルン、夕方はノロノロ。
朝は一時間、夕方は辛うじて三十分。

次男の仮病作戦の罠にはまったかもしれない。
朝起こしにいったらあばら骨が痛いと泣いた次男。
咳があるのでそのせいだと思うけれど、休む程のことではなかったな、とその後の彼を観察していて思った。
動作に支障はない。
よく食べる。
熱もない。
テレビを見ていないとどこまでも暇そうだ。
どう見ても具合が悪いようには見えない。
ま、いっか。
明日は学校行かせるぞ。

長男が午後にまた学校へ行った後、次男と「天空の城ラピュタ」を観た。
何度みても涙ぐむ。
操られている健気なロボットたちが可哀そうすぎる。
僕もこんな冒険してみたいな、と次男が言う。
洞窟にね、ハンマー持って行って金とか見つけてお金持ちになるんだー
ナイスアイディアだね、次男よ。くれぐれもがんばってくれ。

夕方の散歩が本当にしんどかった。
急に疲れたんだ。
一歩一歩が苦難の技だったので、気晴らしに空を見上げた。
雨雲と夕焼けと青空が混ざって美しい色彩が広がっていた。
赤、オレンジ、紫、青、水色、灰色。
眺めているうちに写真が撮りたくなって、夢中で撮った。


農家のおっちゃんがトラクターで通り過ぎる。
お仕事ご苦労様です。
ジョギングしている入れ墨だらけの眼鏡をかけた金髪の女性。
挨拶したら笑いかけてくれた。
熱心に今日起きたハプニングを年上の男性に説明している若い女性。
相手は父親かな。
大きな声で電話で怒っているように聞こえる犬を連れた男性。
この人とは目を合わせないようにしよう。

その合間、合間に空模様の撮影。

来た道を戻る頃には、いつの間にか足取りが軽くなっていた。


皆さん今日も一日、お疲れさまでした。


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