マイナスの引力と思い込み。

自分の思い込みは怖い。

例えば自分のことを誰がどう思っているかなんて、実際には聞いてみなくちゃわからない。

当たり前だけど、そんなことわかってるけど、嫌われていたらどうしよう？とか今の言葉を相手はどう受け取っただろう？とか、そんなくだらないことを気にしてしまうのが人間だ。

わたしは人の顔色がものすごく気になるタイプ。

相手の対応に、いちいち一喜一憂してしまう。例えば会社の中で人とすれ違ったとき。あっと思って会釈して、向こうが気づかなかったり、もしくはそのままスルーされたとき、ものすごく大きなダメージ。冒頭のように私無視されてるのかな…？なんて勝手に思ってしまう。きっと実際はそんなことはないのだ。忙しかったり、疲れてたり、人に対する意識って人によって全然違う。

人の懐にスッと入れる人っている。

わたしはそれが苦手で、何か質問をするのもタジタジ。変に挙動不審になってしまって、スマートにいかない。そしてそれに焦り拍車がかかってアワアワ。結果的にその人の時間を取っている。

そういうことがあると、だから私は頼りないって思われてるのかなあ？とか考えていちいち落ち込んでしまう。

しかしそんなことがあっても、私の良いところは、お腹が満たされたり、寝たら忘れてしまうことだ。

お父さんと喧嘩をして、一生話しかけないなんて息巻いても、次の日には忘れて普通に会話してしまうのだ。

次の日に持ち込まないからすごく重傷にはならないんだけど、でも、思い込みってほんとうに怖い。

例えばたった一度、自分の中で挨拶がうまくいかなかった。そんな一瞬で全てがマイナスに一直線。

そんなときは、ランチに美味しい食べ物とコーヒーを飲んで、暖かい布団で寝る。

自分の世界は、自分の思考が作り出している。