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オーセンティック・コーチングを読んで②
〜コーチングはカウンセリングではありません。人生を丸ごと変えるメソッドです〜
苫米地英人さんのオーセンティックコーチングを読んで。
コーチングというとゴール=目標を達成するための行動を促すことをする。そんなイメージを持ちがちですが、コーチングが目指すものは、その人の人生を豊かにすることだ。
バランスホイール
人生を豊かにするものがコーチング
人生を豊かにする。人生とは、人は生きている中で様々な側面を持っている。キャリアの話の中でもドナルド・E・スーパーが提唱したキャリアレインボーなどもそんな側面を表していると思う。
コーチングは人が生きるプリンシプルを伝えるもの。プリンシプルだからこそ、その後の人生に良い影響を与える。(プリンシプル=原理、原則、主義) ゴールも職業だけではなくいくつかの分野でゴールを持つことで人生を豊かにしていく、このゴールをいくつも持つ考え方が「バランスホイール」だ。
コーチが最初にクライアントに伝えること
職業はお金儲けをする手段ではない。自分の機能を社会に提供するもの。
ファイナンスと分けて考える。ファイナンスはどうやって、どのくらい稼ぐか。
この2つが一緒になってしまっていることが多い。これは職業はお金を稼ぐ手段で、自分がどんな機能を提供しているかに考えを及ばせている人も少ない。
コーチングで設定する8つの領域
職業、健康、趣味、家族、生涯教育、ファイナンス、地域社会への貢献、世界への貢献。Mindsetのコーチングでは、職業、健康美容、趣味、家族、知性、人間関係、社会貢献、ファイナンスと置く。教会などを中心とした地域社会への貢献が日本では分けて考えにくいので社会貢献としているのだと思う。
職業のゴールの設定が最初から難しい場合は趣味のゴールから進めていく。趣味と職業はよく似たゴール。どちらも「人に止められてもやりたいこと」という点で共通している。
仕事は人の役に立つもの。ある程度の期間責任がある。
趣味は人の役に立たないもの。すぐにやめられる。
趣味のゴールを設定する時にも、ゴールは社会性のあるものにする。
生涯教育。リベラルアーツ。生涯学び続けるもの。
社会貢献。身近なことで気にかけ続けること。
スピリチュアリティー。宗教のある世界ではわかりやすいが、日本には馴染みにくい。徳をあげていく。。そんな考え方に近い。
ファイナンスのゴールはやりたいことができること。損益計算書に分けてみていくこと。新たな収入源を仕掛けること。
健康のゴールはその他のゴールを支えられる体。
バランスホイールはその中をバランスよく進めていく必要はない。常にそのゴールを意識し1ヶ月3ヶ月などの単位で、みていく。
ワークライフバランスという言葉もあるように、仕事とプライベートと2つであっても混同してしまいがち。分けて考えることによって所在がわかり、それぞれにやりたいことが明確になっていると、行動が進む。ゴールはお箸が進むおいしいご飯と一緒ですね。