成長角度を上げるためのフィードバックを”受ける力”。あなたはどれだけありますか?
Voicyカンパニークリエイターのみのりーです。
現在、Voicyは組織の人数が50人を越え、50人の壁を乗り越えている途中です。乗り越えるためにはチームの力の増強が必要となると考えており、個々人の力を上げるための研修を行なっています。
チームとして強くなるためには個人の成長が必須と考え、さらに個人成長角度を上げるためにはフィードバックを積極的にし合うことが大切と考えました。
世間一般ではフィードバックは「する側」の能力を高めることが大切といわれていますが、「受ける側」の受け入れ体制ができていないと、せっかくのフィードバックも無駄になってしまいます。そのため、まず「受ける側」の力を向上させるための研修を行いました。
研修の概要
フィードバックを受ける機会の多いグレードのメンバーを集め、1時間
ワークショップ
インプット
ロールプレイング
の内容で構成しました。
実際にフィードバックをもらったタイミングで自分はフィードバックちゃんと受けられているのか?をまず意識してもらうために、インプット部分は、あえてフィードバックを受ける上で初歩的な内容を多くしました。
ワークの部分では、まず「最近自分が上司や同僚からどんなフィードバックをもらったか」「その時、自分はどんな行動や発言をしたか」を記入してもらい、チーム内で共有しました。その後「フィードバックを受けるコツ8原則」をインプットし、それを聞いた後に、「上司や同僚からもらったフィードバックに対して、どんな行動ができていたらよかったか」を追加で記入してもらい、再度チーム内で共有しました。
さて、この後にインプットパート、「フィードバックを受けるコツ8原則」を紹介します。みなさんも最近上司や同僚からどんなフィードバックを受けたか、その後に、あたなはどんな行動や発言をしたか、を考えてみてください。
フィードバックを「受けるコツ」あなたはいくつ実践できていますか?
その上で、下記の基本5原則と応用3原則がどれだけ意識できていたか、チェックしてみてください。かなり簡単なこともありますが、意識しないと忘れてしまっている項目もあるのではないでしょうか。
※この8原則は、立教大学経営学部教授の中原先生の記事と、株式会社コンカー、代表取締役社長三村さんの「みんなのフィードバック大全」の内容を参考に作成しています。
この研修を作ることによって自らの学びにもなった
研修を0から作ることがそもそも初めてでしたし、自分自身が「フィードバックを受ける力」の研修を受けたことがないので、まずフィードバックとは何かを本やネットの記事から学んでから、受ける力としてどんな要素があると良いのか、この研修のゴール設定をどうするか、資料の構成をどうするか….など悩みは尽きませんでした。
特に今回は初めて行う研修ですし、Voicyは9割が中途採用のため、今回の研修を受けてくれるメンバーの「フィードバックを受ける力」のレベル感が読みきれないことも研修を作る上で設計する難しいポイントでした。
悩みと難しいことばかりでしたが、研修を終えた今思うと、新たなことに挑戦することによる学びの多さ、深さ改めて気付かされました。
特にVoicyのメンバーはアンケートを取った際に、任意の欄にも多くのメンバーが意見を記入してくれますし、私のチームの上長も積極的にフィードバックをしてくれるので、気づきを得る機会はとても多く、恵まれた環境にいるなと感じます。ここで得られた失敗と気付きを自らのノートに残し、定期的に見返そうと思います。
今後の展望
今回はかなり初歩的な内容の研修だったので、今後もフィードバックを受ける力をより高めるための研修を行いたいと考えており、次回の研修は防衛反応のより深い部分や心理学的要素も含めた内容を扱う予定です。その際はまた学びnoteにまとめますので、気になるかたはぜひこのアカウントをフォローしてお待ちください!
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