世界最大ホリスティック栄養学校の創始者に会って学んだこと

数ヶ月前、私がホリスティック栄養学を学んだ学校の創始者である、Joshua Rosenthalが来日していたので会いに行ってきました。

そこで彼から得た学びをここでシェアしたいと思います。

ジョシュア先生についてご紹介

まず、Joshua Rosenthal(ジョシュア先生)とは誰なのかをさらっとご紹介します。

私が卒業した世界最大のホリスティック栄養学校The Institute for Integrative Nutrition(IIN)はアメリカのニューヨークにあります。ジョシュア先生はこの学校を創設した方であり、ホリスティック栄養学の概念「プライマリーフード」「セカンダリーフード」「バイオ個性」などの言葉を作った本人です。現在も講師としてHCTPコースの授業にたくさん登場します。

彼の思想のルーツは、マクロビオティックの教育者である久司道雄先生にあり、師匠と慕って何度も日本に来ているそうです。今ではビジネスマンとして世界中を飛び回って講演会をしたり新しいジャンルに挑戦したりしています。

そんな彼が、今回日本のIINの卒業生を集めてワークショップのようなイベントを開催すると聞いて、急いで仕事の半休を取って参加してきました。

実際にお会いした印象は、ニコニコしていておっとりとした70歳のおいじいさん。でも心の中には人々に訴えかけたいことがあり、ヘルスケアの分野をさらに発展させようとチャンスを探しているビジネスマンという感じでした。

では、ワークショップの中で印象的だったテーマを2つご紹介します。

自分のための時間ってどれくらい取れてる？

あなたは、1日の中で自分のための時間をどれくらい取れているか考えたことがあるでしょうか。

誰かのケアをする仕事についている方、子育てに追われている方、介護が必要なご家族がおうちにいらっしゃる方。ほとんどの方が、誰かのために時間とエネルギーを使っても、自分のために使える時間は24時間のうちほんの数時間、数分なのではないでしょうか。

そこでジョシュア先生が言った言葉は「Heal the Healer」

ここで言うヒーラーは、仕事であれプライベートであれ誰かのお世話をする全ての人を指します。ヒーラーも人間ですから、当然癒やされるべきだということ。そして、癒すことができるのはその人自身だと言うことです。

「あなたの主治医はあなた自身」のお話でも書いたように、あなた自身にフォーカスしてよく観察してください。頼れる人には甘えて、カラダもココロも十分に栄養補給してあげましょう。あなたの健康が第一ですよ。

自分の未来をどれくらい見据えてる？

30年後、あなたは何をしているか想像してみましょう。

このワークは、今日やることをリストアップすることから始まります。

・今日、家に帰ったら何をしますか？
・一週間以内にやることは何ですか？
・一ヶ月以内にやることは何ですか？
・今年中にやることは何ですか？

これを書き出したら、次のことを考えてみてください。

・5年後あなたは何歳で、あなたと周りの人(家族)はどうなっていますか？
・10年後あなたは何歳で、あなたと周りの人(家族)はどうなっていますか？
・20年後あなたは何歳で、あなたと周りの人(家族)はどうなっていますか？
・30年後あなたは何歳で、あなたと周りの人(家族)はどうなっていますか？

これを叶えるために、今やるべきことは前半に書き出したToDoリストで合っていますか？

これは自分のビジョンと向き合い、逆算して今の生活を見直すためのワークです。ジョシュア先生は実際にこれを年に４回行っているそうです。

私は5年後はまだしも、30年後なんて考えたこともありませんでした。

「この先何が起きるかわからないんだから、あんまり考えすぎると実現しなかったときに落ち込むし、自分の行動が狭まりそう。」とかいう言い訳をして、考えることから逃げていたと言う方が正しいかもしれません。

生き方は人それぞれなので、何が正解とかはありません。

でも一度きりの人生ですから、漠然とでもやりたいことがあるなら挑戦した方が後悔しない気がします。それを本当に叶えるために、今日のToDoリストを見直す価値があるのではないでしょうか。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ワークショップの後に直接お話しする時間があったのですが、70歳になった今でもたくさんのことを勉強していて驚きました。お話はクリアでユーモアがあって、腰はもちろん曲がっていないしシャキッとしていて、カラダもココロも穏やかで健やかに見えました。

私もいつまでも元気で健康でいられるように、自分を大切にしながら目標に向かって日々行動しようと思います。

もしIINについて興味やご相談があれば、こちらの記事をご覧いただくか、コメント、お問い合わせフォームより気軽にお問い合わせ下さい♪

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今日の記事があなたのご機嫌な毎日を作るヒントになれば幸いです。