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季節のものをいただきましょう【中級】

今日は、カラダの健康管理の基本事項として挙げた「旬の野菜や果物を食べる」についてお話ししたいと思います。


旬の野菜を摂るメリット

美味しくて栄養価が高い

完熟のピークを迎えた旬の時期に収穫された食べ物は、栄養と風味にあふれています。一方で、通年で売り出すために遠くから運ばれてくる輸入品などは、未熟な状態で収穫され、私たちの元へ届くまで長い道のりを旅して、風味も栄養素も落ちてしまいます。だから超理想をいうと地産地消が最高です。

コスパが良い

旬のある食材はその時期に生産量が増えるので、必然的に他の季節に比べて値段が安くなります。栄養価が高いのに安く買えるなんてこんなにコスパがいいことはないでしょう!

腸活に良い

旬の食べ物は季節ごとに変わるため、季節ごとに様々な食べ物を摂取することになります。多様な食物繊維や栄養素を摂取することによって、腸内細菌のバリエーションが増えることも分かっています。

ココロが整う

ココロの栄養の分野でいうと、体内環境を外部環境と調和させることによって精神を整えることができます。確かに、季節を感じる食べ物を食べると良い気分になりませんか?

春夏秋冬それぞれの特徴

では、それぞれの季節の旬の食材をご紹介しましょう。
今回は、野菜、果物、きのこ、お魚を代表的な食材として挙げてみました。
※地域によって旬が異なる場合があります。

🌸春🌸

春は、カラダが浄化作用があるものや消化をサポートするような食べ物を欲します。
寒い冬が終わってエネルギーが地表に顔を出しはじめ、緑の植物が芽吹く季節です。
春のお魚は、寒い冬に蓄えた脂がまだ残っているので、適度に脂がのっています。

代表的な食材
アスパラガス、たけのこ、そら豆、菜の花、ふきのとう、新玉ねぎ、春キャベツ、ルッコラ、ベビーレタス、ほうれん草、えのき、春鮭、かつお、さわら、しらす、あさり

🌻夏🌻

夏は、体を冷やし、食べるだけで水分補給ができるような、みずみずしい食材が美味しいです。
太陽の光がさんさんと降り注ぐこの季節は、植物もそのエネルギーをたっぷり受け取って果実に注ぎこみます。
お魚は、水温が高いため脂肪の量少ないさっぱりとした味わいが特徴のものが多いです。

代表的な食材
きゅうり、ピーマン、トマト、ズッキーニ、ゴーヤ、オクラ、とうもろこし、、さやいんげん、スイカ、マンゴー、メロン、しいたけ、ひらたけ、いわし、さば、あじ、鮎、スズキ

🍁秋🍁

秋は、気温が下がってくるので、カラダはより栄養のある食べ物を摂取して疲労を回復しようとします。
木々から葉が落ち始め、だんだんと気温が下がるにつれ、植物のエネルギーは内側へと向かっていく季節です。
秋に産卵を迎えるお魚は栄養を蓄えているので、脂がのっていて身もしっかりしています。

代表的な食材
ほうれん草、春菊、チンゲン菜、玉ねぎ、かぼちゃ、かぶ、さつまいも、栗、松茸、しめじ、舞茸、さんま、ぶり、秋鮭、いか

❄️冬❄️

一年で最も寒いこの季節には、シチューやお鍋など温かい料理を作る機会が増えるでしょう。エネルギーを必要とするので脂が多い食べ物や、免疫力を上げるビタミン C が豊富な食材を摂るとカラダが喜びます。
活発に芽が生えたり成長したりする植物はありませんが、エネルギーは地下の根に降りていきます。
冬の魚は、寒さによって体温を上げるために脂肪をより多く蓄えるので、風味が濃厚になります。

代表的な食材
白菜、根菜類(人参、大根、ごぼう、れんこん、かぶ)、長ネギ、ブロッコリー、レモン、みかん、等の柑橘類、りんご、エリンギ、たら、ふぐ、牡蠣

季節を楽しむ生活

あなたのお気に入りの季節はいつですか?
色々並べてみましたが、全て覚える必要はありません。
ただスーパーに行って、いつもより安い食材や新しく出てきた食材を見つけてだんだん覚えていけば、そのうち季節を感じられるようになります。

季節の食べ物を選ぶと、様々な食材に挑戦することになります。
すると料理のレパートリーが増え、面倒な自炊もモチベーションが上がります。
料理を作る人も食べる人もみんなの生活がより豊かなものになるでしょう。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今日の記事は書いているだけでお腹が空いてきました。どの季節の食べ物も魅力的ですよね😋

家族や友人のためにはもちろん、あなた自信のためにぜひ取り組んでみてください。

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