【10月30日】初めてメガネ屋さんに行ったら"ブランド"の価値に気がついた
メガネ好きの知り合いにアテンドしてもらって、初めて眼鏡屋さんに行った。
私は目がいいから、メガネをかける必要性がなく、普段は全くかけない。
ただ、最近ブルーライトカットのメガネが欲しくて、せっかくだったら自分に似合うものが欲しいと思って軽い気持ちでお願いした。
初めての本格的な眼鏡屋さんは慣れない空間で、少し緊張した。
最初は、「メガネってフレームとレンズと色だけでしょ?」
と内心思いながらみていた。何が違うかもよくわからなかった。
でも、ゆっくりじっくりみていくうちに細部までこだわっていることがよくわかった。
レンズの幅・太さ・湾曲具合・色、レンズの縁の縁取りがあるかないか、そこにデザインがあるかどうか、そして、フレームも太さ・色・デザイン・素材・そのフレームを繋ぐジョイントの金具や、レンズを繋げるブリッジの長さなど色々ある。なんだったら、鼻に着く部分も色々あった。
こんなにも奥が深いのだと思う世界の一歩目を踏んだ気がした。
あまり、これまで"ブランド"というものに興味がなかったが、こういった細かいところの違いなんだと気がついた。
そして、一目惚れのメガネを見つけてしまった。
DITAのメガネ。フレームにしては珍しい濃いめだけど透明感のある青。さらにフレームがゴールドで横から見ると青が際立つが前から見ると落ち着いたように見えある。
けど10万を超える。それでも欲しいと思った。
ほぼ誰とも被らない、自分だけの数少ないメガネ。
どんどん購買意欲が高まっていく。(まだ買えてないけど)
「そうか、これがブランドであり、価値なんだ」
正直初めはブルーライトカットのメガネが欲しかったからかけれたらなんでもよかった。数千円であるしと思っていたし、1万円もかけようと思ってなかった。
けれども、今回本格的なメガネ屋さんを回る中でそのメガネに込められた思いや、一つ一つこだわり抜いたデザインなどに触れる中で、メガネについて全く違う感情を思うようになっていた。
これは、自己表現なんだ。
作者の表現であり、それを選ぶ自己の表現である。
私が"ブランド"にあまり興味なかったのは、知らなかったというのも大きいが、自分が「これがすき!」というのを知られて、どう思われるかが怖かったというのもあった。
今回一緒に回った人が、とても個性的で自分の好きを集めている人だったからそれを気にすることなく見ることができた。
だから、こんな気持ちになれたのかもしれない。
一緒に回ってくれてありがとう。
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