何故私が海外のイベントに招待されるようになったのか。
こんにちは。白塗りアーティストのminoriです。
今回は私が海外のイベントにどのような流れで呼ばれることになっていったのかを書いていこうと思います。今まで行った国は、アメリカ、イギリス、スウェーデン、ドイツ、フランス、チリ、マレーシア、タイ、中国、香港、台湾等。中でもアメリカはコンベンションが多く何度か行きました。
前回紹介したTokyo fashion.comの作ってくれた動画は様々なメディアに載って海外へ発信され、日本のYahoo!のトップページにも掲載されたりして、この白塗りの女性は一体なんだろう?そもそも白塗りって?という感じで話題になっていたように思います。中でもTokyo fashion.comのFacabookやツイッターなどでは色んな方に反応を頂き、ファッションや日本のカルチャー好きな方々を中心にシェアされた様でした。
その動画の発表が2012年度末で、2013年には来年開催されるイベントにゲストとして来てくれないか?というメールがイギリスやスウェーデンから来ていました。どこから私を知ったのか?という問いにはやはりTokyo fashion.comから、とあり信頼のある大きな影響のあるメディアは強いなと感じました。(彼らはリアルな原宿のストリートのスナップを撮っているので、私はとても信頼しています。)
そしてそういったイベントの問い合わせを受け、ゲストで招待されるということがあるのだと初めて知り、自分が違う世界に足を踏み入れた感じがしてとってもドキドキしていたのを覚えています。
そしてそれまで一度も海外に行ったことのなかった私は予習として?友人となぜかフランスのジャパンエキスポに行くことになったりしました。笑(このお話は後日)この時は、海外に行くこと自体がとてつもない緊張で少し怖かったです。言語と食べ物が主に不安だったのですが、実際に行ってみると意外とジェスチャーや単語で伝わったり、食べ物もどこの国にも中華があるのでお米は食べられるぞ!(お米大好きなので)と安心しました。
そして上記の初めて招待されたイギリスのイベントでは、たくさんのファンの方が出迎えてくださりました……!とっても嬉しい!
私が呼ばれるイベントやお茶会のほとんどはオルタナティブファッションの枠で呼ばれます。この時はヨーロッパの大きなロリィタコミュニティー"Street Fashion Europe"が主催したイベントでかなり規模が大きく、こんなにロリィタやゴシックなどの方々がいらっしゃるのか!と驚きましたし、会場の熱量、クオリティーに圧倒されました。そして2日間にわたってのイベントはファッションショーやラッフル、お茶会等が開催され私にとって衝撃とともにあっという間に終わりました。
みなさんからのプレゼントの中に、イラストや私に対する思いを手作りの本(めっちゃ分厚くて5センチくらいある)にまとめてあるものをもらった時、海を渡ってこんなに感動をしてもらえるなんて…と私は、改めて自分がしている事が人に何かを与える時もあるのだ、という事を強く実感しました。
次の写真はスウェーデンのカールスクルーナという港町で開催されたイベントで、この町の新聞を作っている会社の娘さんがminoriを呼びたい!と頑張って私を呼んでくださりました。
白塗りメイクをしてきてくださりました…!すごい!
イベントが終わった後に弟さん(当時6歳くらい)が作ったケーキや花束をプレゼントしてくださってびっくりしました。泣ける…。
フォルダをいろいろ見ていたら写真が結構あったので、過去に参加したイベントの一部お見せ致します~懐かしい…。
アメリカのダラスで開催されたお茶会。↓
ホノルルミュージアムに作品が収蔵された時に開催されたパーティー。↓
マレーシアのJAPAN EXPOと現地ロリィタちゃんたちによるお茶会。↓
ロンドンのハイパージャパン。↓
香港のロリィタちゃんたちによるお茶会。台湾からも来てくれました。↓
スウェーデン2回目の時のイベント。↓
初海外の時に行ったフランスのジャパンエキスポにて↓
写真は出していけばキリがないほどたくさんあり、それと同時に海の向こうで抱きしめた彼らとの交流が私の中に煌めいています。
私が何故海外のイベントに招待されるようになったのか。私の場合はやはり”原宿のストリート”で”私はこのスタイルです”という表明をスナップしてもらい続けたのをきっかけに、”原宿”、”アート”、”ファッション”などのキーワードが自分の検索ワードに入った事が大きかったなと思います。(インターネットがあったから検索してもらえる。もしない時代だったらどうしていただろうかと思います。)
海外のイベントに行って感じたこと。それは”私はこれが好き!”というエネルギーはこの時代だとどこにでも広がって、繋がっていくという事でした。
それぞれが思い思いの”服”というエネルギーをまとい、それがスタイルとなってその人となりを語っています。人生と装いが出会った時、さらに素晴らしい”エネルギー体”へと変化し存在する。そんな嬉しそうで幸せそうな彼らを見るのが、私はとても好きなのです。
読んでくださりありがとうございます^^
minori