見出し画像

【映画感想】 パーフェクトデイズ 「その名の通り」

おはようございます。ゼロです。
「行動がすべて」

今週は、映画の感想回
先日、パーフェクトデイズを家で鑑賞しました。

きっかけは、日本アカデミー賞です。
監督賞を受賞。
なんとヴェンダースじゃん。

というわけで、やっと配信で見ました。

文章力がすべて
固い記事が続いたので少し息抜き。
今日から映画感想回です。



音声文字起こし。

とったらあげます。

それでは、いってみよう。
ネタバレを含みます


パーフェクトデイズ 

今日は、映画パーフェクトデイズの話です。

この映画は、東京のトイレ清掃員の日常を題材にした作品で、役所広司さんが主演です。

セリフが少なく、朝起きて着替えて植物に霧吹きをして、缶コーヒーを買って勤務先に向かう。毎日のルーティンが続きます。

映画は、主人公の平山の視点を中心に描かれます。場面転換(複数視点)の切り替えはなく説明の描写やセリフもほとんどありません。

主人公からは他の登場人物の背景や心情はあまり見えず、語られるセリフ以外に知る由もありません。

たとえば、バイト(柄本時生)が突然仕事に来なくなります。ただ、そちらの背景がわかる場面の転換や描写はありません。主人公の平山と同じように「急に来なくなった」以外はわかりません。

物語のスピード感が1960年代から1970年代の映画を観てるようで面白かったです。

■ 何気ない日常が映画

ヴェンダースだし、何も起きないんだろうな。と思ったら、案の定何も起きませんでした。

途中、家出した姪が訪ねてくる場面もあります。そこが最大の出来事な気もします。

ただ、事件も事故も起きず、秘密が暴かれたり秘密が出来たりすることもなく帰っていきます。

迎えの妹が運転手付きの豪華なクルマに乗っていて、過去に何かあったと思わせられますが説明はありません。

誰にも過去があり、誰にも未来がある
そして、みんな今を生きている。

日々のルーティンが繰り返しに思えても、少しずつ違うし自分なりのドラマがある。

大きなイベントのない普通の日常を切り取ってもこれだけ素晴らしい作品ができあがる。

私たちひとりひとりの人生が映画のようなモノだと。パーフェクトデイズなんだ。
そう言ってるように聞こえました。

ぜひ、興味のある方は観てみてください。

■ ヴェンダース

ヴィム・ヴェンダースといえば、若い頃、一番好きな映画は、「ベルリン天使の詩」一番良かった映画は、「パリ テキサス」と言っていました。

どちらも内容全く覚えてません。
眠たくなることしか覚えてません。

どちらもいま見たらどんな気持ちになるのか見直してみたいと思います。

199x年世紀末の時期です。

■ アラン・ドロン

先日、アラン・ドロンが亡くなりました。
その199x年のころ、ヴェンダース監督の作品の他に「サムライ」や「さらば友よ」も観ていました。めちゃくちゃカッコ良かったです。

当時はレンタルビデオでした。
親も一緒にみたのか
レンタル期間中に親も観たのか
細かいことは覚えてません

ただ、「サムライ」や「さらば友よ」を親が絶賛していたことだけは覚えています。

この時期の映画が一番いいよね。
スピード感もコレぐらいゆっくりが見やすい。そう言ってました。

これを観ていた当時の私の年齢(20前半)と親がリアルタイムで観ていた年齢(20前半)がほぼ同じです。

いま、そんな映画あるかな?
と思うと中学生の子どもがバック・トゥ・ザ・フューチャーやゴーストバスターズでした。私は、この頃作品が好きだなと子どもに語っています。

同じ作品を同じ年代で好きになる。
どうやら、歴史は繰り返しているようです。

果たして、中学生の子どもが二十歳になった時、アラン・ドロンやヴェンダースにハマるのでしょうか?

コソッと見せてみたいと思います。

パーフェクトデイズ

今日もステキな1日になりますように
楽しんでいきましょう。

では、またお会いしましょう!


習慣化のコツ

その他の作品はこちら


#note毎日更新
#オススメnote
#noteの書き方
#自分のルーツ
#noteで繋がる縁
#lovemyself
#ゼロ
#ゼロ秒思考
#習慣化のコツ
#Kindle





いいなと思ったら応援しよう!

八田 零 ∣ゼロ
サポートお願いします。 記事を書く励みになります。 noteLIFE楽しみましょう。

この記事が参加している募集