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6秒待ってね

怒りの感情をコントロールするって、本当に出来るとおもいますか??


最近よく、本やセミナーで「アンガーマネジメント」という言葉を見聞きします。


日本語で「怒りを管理する」という意味なのですが・・


例えば、『6秒待てば、怒りのピークをやり過ごせるよ。だから、怒りの感情がわいた時は6秒待ってね。』といわれても、たぶん怒りに限らず喜怒哀楽って反射的に出てしまうものなので、なかなかそこをコントロールすることは難しいのではないかと。


そんなことをぼくが思っている中で、今日たまたま、なんとその6秒ルールを実践している人に会社で出会いました。


ま、まさか実践している人がいるとは。
と、ぼくはまず驚愕。


その彼は、社内でも有名な男気+人情味を兼ね備えた人物です。反面、感情を表に出しやすく、筋の通らないことに対しては、相手に怒りをストレートにぶつけるタイプでもあります。



しかし、そんな彼は、昨今のパワハラ抑制の空気感に圧倒され、自分の行為を素直に見つめ直し、真剣にこの6秒ルールを、今まさに実践していたのです。



最近でいうと、具体的にどのようなシチュエーションで怒りが生まれ、そしてその6秒ルールを実践したことにより怒りはどう変わっていったのか、ぼくは彼に興味本位で確認しました。



話が長くなるため、その回答について詳しくは書きませんが、怒りが生まれるまでのストーリーを聞くと、まるでドッキリグランプリで彼が絶対に怒るように仕組まれたとしか思えないような、そんなとんでもない内容でした。


そして、その時、彼は自分の感情が爆発寸前である事に気付き、必死に6秒、心の中で数をかぞえ怒りをしのいだとのことでした。



いやいやいや、こりゃ逆に何ハラだよ。と、ぼくは思っちゃいました。



確かに怒りによるパワハラはいけません。


ですが、絶対にありえないようなことをして、とんでもなく相手を怒らせる人、これっていったい何ハラなんでしょうか。


モラハラか。


いや、これは『感情への放火ハラスメント』です。


ぼくは、パワハラする人を擁護するつもりは全くありません。


ただ、しかし、感情をコントロールするにも限界があるような気がしています。



もし、あなたが感情をコントロール出来ると言い切るのなら、対極に位置する『絶対に笑ってはいけないシリーズ』を見て、本当に笑わずに最後までテレビを見続けることが出来ますか??


ぼくは、それを世間にも問いたい!!



絶対笑うよね!!!


みんな「アウトー」だよね!!


感情って、そんなコントロール出来るほど単純じゃないよね!!!



と。


あっ、失礼。感情的になっちゃいました。



ぼく、何かに怒ってましたね。



すみません。


6秒待ちます。


・・・


ふー


よしよし、怒りのピークは過ぎました。



では、今回の結論、

『感情のコントロール、なかなか難しい。そして、限界あり。』


また、あした。

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