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yourschoolで水彩を試しにやってみた話

noteを使いたい、でも何を書こうかと悩んだときに思い当たったのが表題の件でした。

知ったのは好きな作家さんが講師になったと告知されていたから、というごくごく不順な動機である。安直。

水彩自体も学生以後は年に数回やればいい方なくらい筆が眠っている状態で、そういった展示会や即売会に行けば「いいなあ」「やりたいなあ」などと思うこともあるが、それ以上は全く動きのない、本当の意味での趣味ではない程度のものである。ひとりで描いてもなんの反応もないので、せいぜいヤル気が一週間続けばいいほう、そんなふうに。

本題の教材・動画の購入は御本人からの告知が出たあとすぐに行ったのだが、実際に彩色するのはこの3月になってからという体たらくである。熱があるうちに、と思っていたが動画の公開期間が無期限に延長されたこともあり、ゆったりとした時間を作れるときにやろう、と決めてのびのびになった。

というわけで、本題。
私の好きな作家さん、まきつぐみさんのクラスです。

ちゅうこさんとして描いておられた頃からのファン。ビビりすぎたものの、リアルタイムで描かれたミニ原画は今も私の癒やしとして机の真ん前にある。

購入後にぬりえ用のポストカードと、私はインクのセットの方で注文した。動画も順を追って小分けにされているため気兼ねなく休むことができる。

小分けにされた動画をみて、ああ、まきさんのお声だ、とひとり喜んでいた。いつも見ている方の作業を追っていくだけでも楽しいのに、下絵がそうであるがゆえに、出来上がりを見て自分も作家になったような気分になれるというすぐれものである。

なにより、まきさんの後半のスピード感はさすがというほかない。もちろん一度原紙を作成しているということもあるだろうが、ささっと色を決めてこれだ、とする勢いには圧倒された。
ちゅうこさんと名乗られていた頃、現地でライブドローイングをされていたお姿を拝見したこともある。丁寧に面相筆の先から次々と色を膨らませていく姿をみて、あこがれと感嘆を胸に秘めていた自分を思い出した。

もちろん私はリアルタイムで追いかけようとして、ぶっちぎりで置いていかれた。とはいえ動画なので同じ場面を繰り返し見てから彩色、ぼかしに移れるのは非常にうれしい。三周はしたと思う。
今から行う方は細かい部分の彩色はひとまず一周動画をみてから作業を行うことをおすすめする。

休憩もいれつつ三時間ほどで出来上がった作品はこちらである。

自分が動画を見ながら作成したもの(完成)

我ながら、迷ったところの色味が如実に出ていて反省しきりである。途中、塗らないように、と言われたところを塗ってしまって濃いめにリカバリーするなど、まきさんの原画がある端々に自分で作った感が出ているところも、なんだかんだで私は好きだ。

せっかくいただいた下絵はまだ一枚あるし、それに彩色はするとして、教材として頂いている絵の具はまだまだ使えそうなので、いろいろなものに使っていきたいと思う。

ぶじにかけました、の報告をどこかでできたらとと思いつつ、自分がいつ現地でお会いできるかもわからないので、メモ代わりのnoteを書いた次第である。

次は別の講義も受けてみようと思う。

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