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【社員インタビュー#2】仕事の本質を捉えたデザインを生み出す会社

「みんなのデザイン進化論」の取り組みを立ち上げたレベルフォーデザイン(L4D)の社員へのインタビューをおこなう本連載。なぜ、デザインの道に進むことになったのか、L4Dに入社した動機やL4Dでの経験を経て「デザインの価値」をどのように感じているのか。ぶっちゃけて話していただきます。第2回は、入社2年目の植田航平さん。フレッシュな眼でデザインやL4Dについて語っていただきました。(聞き手:酒井 章)


まず、これまでのキャリアからお話しください。

東京生まれの東京育ちです。大学ではデザイン学部でプロダクトデザインを専攻しました。


デザインに関心を持ったきっかけは何だったんですか?

中学校の頃から美術に興味を持ち、高校の時には美術の成績が一番良かったのですが、志望先に迷っていた時に電車や駅でデザイン学部の広告が目に飛び込んできて「受けよう!」と思いました。


大学では具体的にどのようなことを学びましたか?

ボールペンや生活雑貨など幅広い製品のアイデアを考えて、3DCGに起こして発表するような授業が多かったです。


大学では、デザインについての理解はどのように深まりましたか?

実は、「悔しかった」思い出が強く残っています。グラフィックとプロダクトの両方のデザインコースによる共同発表会があったのですが、プロダクトデザインの発表のボードがダサかったのにグラフィックデザインの発表は視覚的に凝っていて、すごく圧倒されたんです。
その経験を通じて、グラフィックデザインの領域で幅広く活躍できる人になりたいと思ってシフトチェンジしました。


なるほど。キャリアのスタートは?

飲食系のインハウスデザイナーになりました。自社ブランドの販促物を作る仕事がとても多かったですね。


その会社に入った動機は?

食体験が好きでしたし、食を通じて人を幸せにしたいという想いで入社しました。


当時、特に記憶に残っている仕事はありますか?

デザインのスキルと趣味のカメラを活かした新しい店舗のブランディングをお手伝いできたことです。いろいろ任せていただき、とてもやりがいを感じました。


その「やりがい」を具体的に話していただけますか?

ポスターやメニューやPOP、従業員の方が着るTシャツ、それからSNSでの配信用画像などを作りました。カメラの部分では、店舗の写真を撮影してSNSで発信していく一連の流れに携わらせていただいたことが大きな経験になりました。


大学生から社会人の仕事の現場へと立場が変わって、デザインに対する考え方は変わりましたか?

はい。学生時代は、とにかく「かっこいいものを作りたい」という想いが強かったのですが、仕事の現場に入ると「そのブランドに、そのデザインがふさわしいのだろうか?」という視点を学び、学生の意識のままでは意味のないものを作ってしまうという焦りを感じるようになりました。


その「焦り」とは具体的にどういうことですか?

今ではビジュアル面だけではなく、その商品やお店の想いや意味を形にしたり課題を解決したりすることがデザインの役割だと理解できるようになったのですが、当時は学生時代にはなかった責任感をだんだん感じて苦戦しました。


なるほど。では、その後のL4Dへの入社動機は何だったんですか?

飲食だけではなくて、いろいろな会社のブランディングに携わることができた方が、より多くの方に対して幸せを届けることができる、と考えるようになったことです。
いろいろなデザイン会社を調べましたが、L4Dは「デザインに対する想い」がウェブサイトの中にすごく書かれていて、本当に意味のあるものを生み出したい会社なんだということが伝わってきたんです。


Webサイトの中で、特に印象的だったところは?

ブランディングに対する社長の想いが強く印象に残っています。制作実績を並べるだけではなく、「私達はこういう想いでデザインやブランディングに取り組んでいます」ということが丁寧に紹介されていたり、コアバリューもしっかりと書かれたりしていて、親しみを感じることができました。


入社面接で記憶に残ったことはありましたか?

最終面接で社長と一対一でお話ししたのですが、デザインに対する想いを語っていただくと共に「デザインの価値を(安売りせず)しっかり伝えなければいけない」という気づきをいただいたことです。


現在、L4Dではどういうお仕事をしていますか?

ロゴ開発やいろいろな冊子のデザインに加えて「みんなのデザイン進化論」にも参加させていただいています。


どのような冊子のデザインをやっているんですか?

塾の合格体験談の冊子や学校のパンフレットなどですが、少し変わったところでは「絵本セラピスト協会」の冊子の制作をやらせていただきました。


「絵本セラピスト協会」面白いですね!

そうなんですよ。「絵本でうっかり世界平和」というコンセプトで、子供だけでなく大人に絵本を読み聞かせるという活動をされています。その仕事を通じて、大人にも絵本が必要なんだな、ということを感じています。


L4Dに入社してみて、仕事や会社の雰囲気などはどうですか?

インハウスのときと比べると圧倒的に仕事量が違いますし作業スピードも求められるので、いい意味でちょっとハードなのかな、と感じています。会社自体の雰囲気は、一人ひとりがしっかりと自分の考えを持って行動している一方、みなさん、人として温かいです。困っている人がいたら助け合うし、みんなで一緒に進んでいくという空気をすごく感じます。


印象に残っている出来事はありましたか?

日々、リーダーからデザインや社会人としての基礎を教えていただいていることです。そうした経験を通じて、ここでは、1人でもしっかりと考えてデザインができることを強く求められている、と感じます。


リーダーが大切にしているものは何だと思いますか?

「常に相手の立場に立って考える」ことの大切さだと思います。
例えばロゴデザインひとつ取っても「しっかりと意図が伝わっているか」「俯瞰して見ているか」を問いかけられます。


L4Dに入社して、デザインというものに対する考え方や向き合い方に変化はありましたか?

いま申し上げたように「お客様に対してしっかりと伝えなければいけない」ということを日々問われるので、コンセプトを考えたり、そのビジュアルにどのような意味があるのかを考えたり、といった心構えが変わってきたと感じています。


これからやってみたいことはありますか?

SNSの配信など、デジタル系のお手伝いをもっとやっていきたいです。
具体的には、制作物をカメラで撮ってインスタグラムで配信して、最終的にはBtoCの案件などを獲得できれば、と考えています。なので、Web系のスキルを向上させていきたいです。


植田さんにとって「ブランディング」ってどういうことですか?

ブランディングとは、お客様とエンドユーザーにとって思いが相違なく理解し合えるための付加価値だと思っています。想いをそのまま形にするだけでは解決したことにはならないので、しっかりとお客様の根底にある思いを掘り起こす必要があります。
お客様に合ったデザインで長期的にエンドユーザーに魅力に感じてもらうためのコミュニケーションをつくることが大切で、それを継続することがブランディングだと思います。


「デザイン」とは?

デザインは「人々を幸せにするための手段」だと思います。
思いを伝えたくても伝えることができない方に寄り添って形にすることで喜んでいただいた時に、僕はやりがいを感じてきましたし、それが自分の成長にも繋がってきました。良いデザインを生み出すことでお客様に喜んでいただき社会貢献にもなるものがベストだと思います。


「みんなのデザイン進化論」の取り組みにも参加していますね。

はい、参加してみて本当に良かったと思っています。チームの垣根を越えたメンバーが集まって一つのものを作って社会に対してアプローチする取り組みに、入社してすぐに携わることができているので、とてもやりがいを感じています。


最後に「レベルフォーデザイン」を一言で表現するとしたら、どういう会社ですか?

「アットホームで能動的な人が集まった組織・会社」だと思っています。温かみがある一方で1人ひとりがしっかりとした意志を持って自ら行動していくことの大切さをすごく感じています。ただ目の前の業務をこなすのではなく一つひとつの仕事の本質を捉えてより良いデザインを生み出そうとするという「プラスαがある会社」だと感じていますし僕自身、その中で頑張っていきたいですね。

⚫︎この記事の話し手
植田 航平(うえた こうへい)/  L4D / デザイナー
1999年生まれ、東京都出身。さまざまなグラフィックツールの制作に携わる。趣味のカメラを活かし仕事で撮影もできるように奮闘中。




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