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【社員インタビュー】「最初から最後までつくり切る」熱の溢れる場所

「みんなのデザイン進化論」の取り組みを立ち上げたレベルフォーデザイン(L4D)の社員へのインタビューをおこなう連載を開始します。
題して「私がレベルフォーデザインに入った理由(わけ)」。なぜ、デザインの道に進むことになったのか、L4Dに入社した動機、L4Dでの経験を経て「デザインの価値」をどのように感じているのか。
ぶっちゃけて話していただきます。今回は、Webサイトの制作担当をしている熊谷千秋さんです。(聞き手:酒井 章)


熊谷さんのこれまでのキャリアについてお聞かせいただけますか?

栃木から都内のデザイン系の専門学校に通っていました。この専門学校には3年間通いましたが、基本的な色の知識から、デッサンやイラスト、あるいはデジタルもアナログも、ひと通り学ばせてもらいました。

なぜデザイン系の学校に行こうと思ったんですか?

学生時代を過ごしていて、いつも何か「モノ」を作っていました。例えば、友人の誕生日プレゼントに、手作りのアルバムを渡したりとか。
そうした思い出から、デザインを学びたいと思い、デザイン系の学校に行こうと思いました。


作ることが好きだったんですね

はい、好きだったんだと思います。


そうした想いが高まって本格的にデザインをやってみたいと思うようになったんですね

はい。ただ、就職の時期が近づいてきて、就職先を決めないといけなかったのですが、アナログ系か、デジタル系のどちらの道に進もうか迷い、なかなか決められずにいました・・・。
その時、Webサイトを作る授業があって、それがすごく新しく見えたことを思い出しました。そこから、就職先はデジタル系の仕事をしてみたいと考えるようになり、卒業後はWeb会社に就職しました。


その会社ではどういうことをやっていましたか?

Webサイトの制作や改修やバナーの制作などをやっていました。それだけでなく、デジタルサイネージの画面設計など、Web以外のことも結構いろんなことやらせていただきました。


色々な経験が出来て良かったですね

そうですね。当時は、デジタルをやりたいもののどこまでできるか、いまひとつ自信がなかったので、とにかくいろんな経験をしたい!という想いがあったので良かったです。


当時、一番記憶に残る仕事は何でしたか?

あるサービスを立ち上げた時に、ユーザー、管理画面の設計に関わらせていただいたことです。それまでは、デザインといえば綺麗だったりお洒落だったりが自分の中で大きな比重を占めていたのですが、このお仕事では一番に「使いやすさ」を問われたり「ここにボタンがあったらユーザーは使いやすい?」と先輩から何度も問いかけをいただき、修正をしたことで、初めて「人のためにデザインする」という意識を持つようになりました。

そうすると、世の中のデザインってよく見るとちゃんと考えられているんだな、ということも段々感じるようになっていきましたし、もっと深く考えてやりたいと思うようになりました。


面白いですね。そしてレベルフォーデザインに入社されたわけですが、そのきっかけは?

その会社では6年ぐらい働いていました。しかし、コロナの感染が拡大し外出が制限され、オンラインでコミュニケーションするようになって、作業がしやすい環境が整えられた一方、仕事の内容が固定化されるようになっていきました。

私は、人と話す時に緊張するタイプなんですが、でも人と関わりたいなって思っていたことや、制作の経験を積み重ねる中で、このままだと成果物をただ渡すだけの作業になってしまう・・という危機感がありました。
だから、お客様の悩みや想いを聞きながら、何かできたらいいなって思うようになりました。

そのようなこともあって、何か新しいスキルを身につけたり、別の場所で新しい経験を積んでいきたいと考えるようになりました。


レベルフォーデザインに入社した決め手は何だったですか?

会社のサイトで実績を見た時に、結構色んな業種をやっているということと、地域にすごく深く関わっていることに興味を魅かれました。
サイトだけではなくて、チラシやパンフレット、ロゴまで作っていたり、あとは「リブランディング」で新しい価値を創り出していくなど、最初から最後まで作り切るようなことを凄くやられている会社だな、そういう会社だったら様々な人と関わることができるんじゃないのかな、と感じました。
あと、何といっても人柄が良い方が多いことも決め手になりましたね。


面接を受けた時の印象はいかがでしたか?

すごく緊張をしていたのですけれど、面接官をしてくださった渡邊さんがちゃんと話を聞いてくださったのが印象的で、入社後もちゃんとコミュニケーションをとってくださる印象があって凄く良い会社だなと感じました。


入社されて、どのようなお仕事をされていますか?

今はWebの更新作業を担当しています。その他には、この「みんなのデザイン進化論(みんデザ)」のWebサイトをノーコードツールで作ってみたり、地域の案件のお手伝いなどをしたりしています。


改めて入社して感じていることは何ですか?

最初の1ヶ月は会社の雰囲気を知る、ルールを覚えるなどの慣れる期間をゆっくり過ごしていたのですが、その後は怒涛でしたね(笑)。
その中で、今まで経験してきたWeb分野について皆さんからすごく質問をいただいて、それに答えながら「ああ、役に立っているな」と実感したことと、逆に紙媒体の知識もイベントの経験もなかったので、知らない知識に触れたり、新しい経験ができたりできて、すごく楽しいです。


入社されて、何か印象的なエピソードなどありますか?

いろいろありますが・・・昨年12月にお手伝いした愛媛県 鬼北町のイベントです。イベント当日までチームの皆さんがバナーを作ったり、宣伝のためにページを出したり、イベント用のくじを作ったり、すごく色んなことをしてました。
清水社長からは「ゴメンね、全然デザイナーの仕事じゃなくて」っておっしゃっていただいたのですが、逆にデザイナーだから机の上のPCにかじりつくのではなくて、みんなで作ったものを現場で人に見てもらう、楽しんでもらうような経験だったことが、強く印象に残っています。


レベルフォーデザインに入社して、デザインに対する考え方は変わりましたか?

以前は、デザインというと視覚的に綺麗にしなきゃいけないという考えだったんですが、ここに来て、デザインをする時に「本当にこれで目的をちゃんと果たしているか?」「使う人のことを考えているか?」といった「なぜ」をすごく問いかけしているという印象があります。
同じように「なぜ」が出来ていたのかを、自分でも振り返って、プロ意識が足りていたのかなどを反省する機会は増えてきたと思います。


「プロ意識」とは、どういうことですか?

プロって「ちゃんと対価をもらえる人、しっかりと責任を果たせる人」じゃないかと思います。依頼への期待、対価に対していただいた分をちゃんと返さなきゃいけないと思うと、意識の度合いみたいなものも違ってくると感じています。


熊谷さんから見て、Webの領域のデザイナーとグラフィックデザイナーの違いはどのようなものだと感じていますか?

Webって一回では終わらないんです。制作した後に何度も改修することもあって、一旦つくっても、アクセスなどのデータ結果を見て、さらに改修していく感じで進めていきます。ですが、グラフィックは印刷したらそこから変えられないものなので、一回きりのものに対する「ここでやり切るぞ」みたいな熱を感じます。


Web領域のデザイナーとグラフィック領域のデザイナーが一緒に仕事をしていく上で、どういうことが必要だと思いますか?

「ここまでやらなきゃいけない」と「これはあとでも変更できる」ということの、お互いの認識合わせが必要なのかな、と思います。紙媒体とWeb媒体で最大限できることのメリットとデメリットが違うと思うので、それぞれ活かすことが必要かもしれません。
Webだとリアル性が高く、情報の速さや動きも付けられるので、視覚的なインパクトは与えられると思いますが、情報の精密さや量に関しては紙媒体の方が優れています。そういった両方の良さを組み合わせていくことができればベストですね。


今後やってみたいこと、トライしたいことは何ですか?

Webのスキルや知識を求められて入社しているので今後も引き続きWebはやっていきたいです。ただ、今持っているスキルだとトレンドに追いつき切れていなくて勉強不足を感じています。
なので、どんどんキャッチアップ出来るように学んでいきたいと思います。

今は「Webができる人」なんですが、今後は「Webで何かを解決できる人」になりたいと思います。あと、入社動機だった「人と関わっていく」ことをもっとやっていきたいですし、新しいスキルとして動画やカメラなどもチャレンジしていきたいです。
そうした経験を積み重ねて、自分のデザイン領域を広げていきたいです。


熊谷さんにとって「デザイン」とは何ですか?

うーん、難しいですね…
一般的には問題解決と言われますが、私にとっては「人がいてこそのデザイン」なのかなと思います。自分が作ったものを相手が受け取って「ありがとう」と言ってもらえることは自分にとって嬉しいことなので。
あと、文字だけでは表現できないところをデザインすると分かりやすくなるので「やりたいことを実現できる手段」とも思っています。


最後に、レベルフォーデザインを一言で言い表すと?

「新しいを積み重ねられる会社」ですね。新しい仕事、分野、人との出会い、スキルなど、日々学ぶことが多いので、このような印象を持っています。

⚫︎この記事の話し手
熊谷 千秋(くまがい ちあき)/  L4D / デザイナー
栃木県出身。WEB会社で得た知識や経験をもとに、WEB関連を担当している。もっといろんな人やデザインに触れたり、様々な案件に携われるように、日々勉強中。
Facebook:https://www.facebook.com/kumagai/
Instagram:@chiaki_kuma



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