おっさんずラブリターンズ#6 病める時も健やかなる時も ふたりが永遠に幸せでありますように
ご結婚おめでとうございます。
富士見橋でのプロポーズ
炎の誓いから
本当にふたりの結婚式が見られる日が来るとは、正直思っていなかった。
心より 心よりお祝い申し上げます。
マロの「いけーーーーーーっ！」から、反則のRevival、きのこたけのこファーストバイト、最初の一歩まで、もう泣きっぱなし。
自然とふたりだけの価値観ができる
ここにきて、春田と最も付き合いの長い鉄平兄の見せ場きました。
ケンカしたり歩み寄ったりしながら
自然とふたりだけの価値観ができてくるんだよ
いい言葉でしたね。
本当にそうですよね。
どちらかの価値観にすり合わせるのではなくて
結婚すると、不思議とふたりだけの新しい価値観が生まれてくるもんね。
それに、リターンズを見ていると
春田と牧の間には、もうふたりだけの新しい価値観が
生まれてきているようにも思います。
なんとなくたけのこ派って思っちゃうことだったり
相談しなくても右足が一歩目だったりする
そういうところにも繋がっているんじゃないかな。
鉄平兄の言葉、アプリの条件では決して出会えなかったマイマイってところも、素敵でした。めちゃくちゃ仲良いからな、って言い切ってくれるのもいい。
違ってもいいんじゃないですか
牧君、強くなったなと。
多分ですけど、春田から”俺、マリッジブルーなんだって”と言われた時から、不安になっていたと思うのです。
それは、春田を失うという、S1みたいな不安とは種類が違うもので、”自分は本当に春田を幸せにできるのか”っていう、責任感みたいなものからきているように思います。
裏を返せば”春田創一を幸せにしたい”っていう、前向きな気持ちからきているものに感じました。
牧がきのこたけのこを持って帰ってきたシーン
解説放送版では牧の心情をこう描写しています。
泣いている春田の背中を見つめる。
春田への愛しさと心苦しさが入り混じる。
このシーンに牧の、母性にも似た包容力を感じました。
”俺と結婚していいんですか”の言い方も、答えを求めるような言い方じゃなくて、小さい子に念を押すような優しいトーンだった。
泣いている春田を抱きしめるのが、牧のほうだというのもいい。
これまでは、５話の指輪の時のように、逆であったから。
”休憩しましょ”と、春田をなだめるように言って、たけのこの里を渡す。
でも、やっぱり胸いっぱいになって、涙声になっちゃうところもなんとも言えず牧で、見ているこちらが愛おしくなります。
春田へ納得のチョコレートを渡そうと、有名パティシエの商品を検索して吟味していたのに、忙しくて買えずじまい。
でも絶対に14日に渡したかったんだろうな。
そして、コンビニ寄って選んだのが”きのこたけのこ”。
完璧主義の牧だから、本当はこんなはずじゃなかったんだと心苦しさいっぱいだったと思う。
でも、結果、全然趣味の違うふたりだからこそ、ふたり分の楽しさがあるって春田が気づいてくれたから、きのこたけのこ大正解大勝利。
そしてね、この先、公式が動き出さなかったとしても、我らが一生楽しめそうな、この世から簡単に消えなさそうな概念を増やしてくれたことに深謝いたします！今後は、きのこたけのこを交互にかじりながら、ふたの”今”に想いを馳せることになりそうです。
どっちの足から出すか相談する春田に
”自然に合いますよ、きっと”
”ま、違ってもいいんじゃないですか”
と、言った牧に、ベタな言い方したくないけど成長というか変化を感じました。
”違っていること”を気にしていた牧が、ここまで強くなってくれたんだな、と。
期限前バレンタインだ
幸せな誰かの陰で、ほろ苦く目をふせる誰かがいる。
牧から春田への”きのこたけのこ”以外は、本命の手に渡らなかったバレンタインチョコレート。
大人の恋は、簡単には後押しできない。チョコレートは簡単に渡せない。
武川さんは、受け取ってもらって気持ちの整理つけたかったのかな。
S1で”お前がそうやっていつまでも春田と向き合わないから、俺はお前をあきらめきれない！”と、言っておいて、そんなん関係なく全くあきらめきれてないw
菊様の気持ちを聞いた武蔵は、”自分と向き合って区切りをつけるべき”だったと伝える。もし、気持ちを伝えたとしても、それは想いを遂げるための告白ではなく、自分に区切りをつけるための告白ってことなんですよね。
菊様から渡されるチョコレートは、本来自分に渡るものではなかったと気づいているだろうけれど、武蔵は渡せない気持ち込みで受け取ってくれたのだろう。
青春恋愛ストーリーなら玉砕覚悟で告白できるけれど、大人になると相手の幸せを考えて、飲み込まなければならない言葉もある。玉砕すら簡単にしちゃいけない。
和泉さんのチョコレートはゴミ箱の中。
S1では、ちずが牧を後押ししたけれど、そうはいかないところがほろ苦い。
そんな中、菊様のチョコレートが武蔵に渡り、武蔵のチョコレートが菊様に渡ったのどんな意味があるのか、気になるところ。（糠漬けメタファーもあったし）
何はともあれ、武蔵の恋心の残り火が、なかったことにされずにドラマの中で告白されたのはよかった。…と、安心したところでの血🩸
あと３話、最終章と言っていいのか。ひたすらに武蔵の幸せを祈りたい。
＊ ＊ ＊
でも、ひとまず第６話。
春田と牧のことだけを思って締めたい。
病める時も健やかなる時も
どうかふたりが幸せであるように これからも祈り続けます。
Congratulations！
おっさんずラブリターンズシナリオブックが出る！待ってた！
余白が多いと言われる本作の余白部分を探すのは必須の楽しみ方
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