ドラマ「unknown」 考察ではなくただ世界の中心で愛を叫んでみる
「unknown」は、周知の通りあの「おっさんずラブ」チームが集結したドラマです。後にも先にもあんなスゴい作品現れないと思っている「おっさんずラブ」の製作陣との再会。嬉しくって嬉しくって震えちゃう…ので、考察は置いといて、自分のためにただ愛を叫ぶのです。
1.徳尾脚本「田中圭」の絶対的ヒロイン感
徳尾浩司氏の当て書きする田中圭の佇まい。
それはヒロイン。
迫り来る炎と、こころにお姫様抱っこされ救出される虎松。
すすで汚れた横顔は、いつかどこかで見た少女漫画の主人公。
田中圭の周りに、点描のスクリーントーンが舞う(空目)
「弱く」「強く」「儚く」「気高く」「嘘がなく」「不器用」
こういうヒロイン要素を持った男性を、ごくごく自然に描けるのは、徳尾浩司氏ぐらいだと思う。
(あな番翔太君の可愛さとは全く違うのよ)
そして、39歳にして、少女漫画のヒロイン要素を背負える田中圭、恐るべし。
追い込まれれば追い込まれるほど田中圭の凄みが発揮されることは周知なわけで、
今後ヒロイン虎松がどう追い込まれていくのか…。
想像すると胸が痛い(←どんどんやってくれ)。
2.劇伴の河野伸感がたまらない
音楽は「おっさんずラブ」の河野伸さん。
オープニングからもう圧倒的河野伸感が出ていて、「うお〜〜〜っ、キタキタ!!」と胸高鳴りました。
「大恋愛」「俺の家の話」等でも、コミカルもエモーショナルもどっちもござれの河野さんらしさは味わってきましたが。
今回はより「それっぽさ」がさりげなく散りばめられており
おっさんずラブチームが帰ってきたぞー感を、一番感じさせてくれたのが劇伴でした。
特に居酒屋「どんぞこ」とかね。
わんだほうと言いたくなった笑
3.癒しの世々塚、闇堕ちは阻止したい
「Xデー」で、ぴょんぴょんXジャンプをする世々塚さん。
酔っぱらい虎松回収時、
世々塚「せいのピョーン」からの、取組。
「のこった!」「のこんない!!」
可愛い…。
世々塚さん、今のところ一番の癒しなので、是非闇堕ちしないでいただきたい。
4.キッスの意味
キスシーンが多いと主演二人に言われていた本作。
1話から、本当にキスシーンが多かった。
これ、意味ありますよね。
ただ、キスさせたいだけ、のはずはない。
キスが謎や秘密と絡む「鍵」になっていくのではないかと予想。
最後は、ちょっぴり考察でした。
以上
まだまだ書きたいポイントはあるけれど2話以降に譲りましょう。
おっさんずラブチームが描く作品の根底に流れる一つのテーマ
「普通ってなんだろう」が、
今回はいかに回収されていくのか。
最後まで見届けたいと思います。
貴島彩理プロデューサードラマについて書きました
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