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実写映画「リトルマーメイド」鑑賞(字幕)  まるでアリエルだったよ

ディズニ−100周年記念実写映画「リトルマーメイド」を見てきました!
端的に言って、すっごくよかった。
アリエルの歌声が、まんまアリエル。
そりゃ選ばれる。

ポリコレ行き過ぎとか、原作のイメージが…とか、公開前からざわつかせていた「実写リトルマーメイド」。
ちなみに不勉強ながら、「ポリコレ」の意味を知らなかった私。

<ポリティカル・コレクトネス>
特定のグループに対する差別を含まないように、社会的政治的に公正中立な表現をすること。

ポリコレよりも何よりも、私は、フランダーとセバスチャンのビジュアルが生臭すぎることに不安を抱いてましたが…(これも差別なのか…?)
結果、全く気になりませんでした。

声と表現力の勝利かな。
フランダーも可愛いし(声が)
セバスチャンも表現豊か(声が)←笑

そしてそして、やはりアリエル(ハリー・ベリー)の歌声の圧倒的な力よ。
パート・オブ・ユア・ワールドのたびに、堪えきれない涙が…!
これを聴くだけで、見る価値あるかと。

やはり、リトルマーメイドって「声」が大事なキイアイテムになっていると思うわけです。
その声と引き換えに人間になる。
この取引が、究極の選択にならなければいけない。
だから歌声、大事!

とかなんとか、講釈なんてどうでも良く。
平たく言えばアニメ版のアリエルの声と違和感がなく、表現力はアニメ版を超えてきたな、と思いました。
ビジュアル面においても、ハリー・ベリー素朴に可愛かったです。

ストーリーの大筋については、アニメ版リスペクトを感じました。
ほぼいじっていない。
アニメ版ガチ勢の娘は、歌の歌詞もそのままだった、と言っていました。
(それをもって”冒険が何もない”との評論もあったので、捉え方それぞれですね)

実写なだけに、ファンタジーパートとリアルパートとの融合に、若干難しさが…。
奪われた声がアリエルに戻るシーンから、アースラおっきくなっちゃったまでの展開が、ちょっと浮いてしまう感もありましたが、大きな問題ではないです。
また、コメディパートが少なめで、シェフファンには残念感があるかも。
(シェフファンは四季版を是非)

エリックに関する設定の変更…というより付加も、賛否あるところかもしれません。
その設定が特に話の大筋に関わってこず(エリックなりの苦悩のスパイスではあったかも)、あってもなくても良い設定だった気はします。
(でも、気になるほどではない)

自分は、アニメ版でも必ず最後の、娘を嫁に出すトリトン王に感情移入して泣けてくるわけですが、実写の方はより共感度マシマシでした。
あんなじゃじゃ馬な娘や息子(エリック)がいたら、親は気が気ではない。

だがひとつ問題がある。
私が、さびしい。

↑毎回私が泣くポイントw

あえて苦言を呈するならば、
エリックよ、トリトン王に会ったら、まずご挨拶しなさいよ。

それにしても、どのように撮影しているのか。
特に海中シーンのアリエルら、人魚の動き。
本当にお魚のように動き回る上半身。
どうしたら、あんなふうに撮れるのか。
その種明かしは、いずれ見せて欲しいです。

次、吹き替え版を見る時には、是非スクリーンくいつき席で、海中への没入感味わいながら観てみたいと思います。
それと、応援上映やってほしい❗️
アンダー・ザ・シーとか、手を叩きたいし、歌いたし、踊りたくなっちゃいますよね。

最後に残念だったこと!
1番のネタバレかもしれない。
フロットサムとジェットサムが……↓

しゃべらんやんけーーーっ!



英語版を買うかデラックス版を買うか悩み中(サントラ)



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