おっさんずラブリターンズ#3ー圧巻の黒澤武蔵回 だおー
壁になって二人を見守る
このオタク心理を現実にするにはどうしたらよいか
そのアンサーをいただいた第3話
武蔵is我
我is武蔵
開始から42分あたりまでは、
未だかつてこんな狂気回があっただろうか
と、爆笑して見ていたのですが
武蔵が泣き出したあたりから、もらい泣き
号泣ですよ…
春田と牧が幸せでいてくれさえしたら
それで、いいんだからさ…
それな〜っ。
代弁していただきありがとう。
そう、この沼に落ちた人間は、
二人の幸せをただひたすらに願わざるを得ない呪いにかかるのだ。
その呪いは時に苦しく時に甘いのだけれど。
実は、武蔵はただの強火担じゃない。
武蔵の中の乙女がほんのちょっと顔を覗かせた一瞬。
二人が不倫で昼顔で別れちゃったなんてことになったらさ
俺はなんのために…
なんのために?
はるたんを諦めたのか…
と、続いたであろう言葉を、武蔵は飲み込んだよね。
よりグッときたし、ほろっときた。
やはり、黒澤武蔵は”姑”じゃなくて”乙女”。
かつての乙女を封じ込め、上司でもなく、姑ポジションに落とし所を見つける武蔵は、切なくも哀しくもある。
けれど、それ以上に大きな愛で、
二人と言わず、作品全体を包んでくれているのだと
改めてその役割の大きさを実感しました。
思えばシーズン1の頃から、春田への部長の愛は
独占欲よりは庇護欲
恋でもなく、愛でもなく
それよりもひとまわり大きな”愛情”だったように思います。
そこも含めて、圧巻の黒澤武蔵回だった第3話。
笑いと泣きとキュンがMAXパワーで、本当に素晴らしかった。
演出のYuki監督の気合いもめちゃくちゃ感じた!
わたあめチッスのあとの、春田からのあれは
ドラマ史上サイコーに美しいシーンにしようという気合のほどが、ビシバシ伝わりましたよ!
自分は、シーズン1 2話のデコチューのシーンが
ドラマ史上最も美しいキスシーンだと思っているのですが
今回のラスト
甲乙つけ難し!!
ここまで、脚本も本当にいい。
”恋のライバル”ポジションであった武蔵を、どう話に絡めるかは難しかったろうに、姑からの民ポジション。
お上手
スタオベ
そして、ちょっとほろ苦い思い出になってしまっていた花火大会。
それを最高のわたあめチッスで回収してくれたことで
ふたりの中では
とっくのとっくに愛おしい思い出になっているということがわかりました。
思い出に罪はないだろ
まさに、それ。
この辺りも脚本の妙が光っております。
でも、こう言っちゃなんだけど
ここまでのところ徳尾さんに、だいぶ甘やかされているような気もして…w
だって虫歯になりそうなくらい甘いんだもん!!
ここから真骨頂の緩急えげつないジェットコースターが来たらどうしようと、一抹の不安もある。
シーズン1からの強火ならではの疑心暗鬼っす笑
(みんなも覚えているだろう!6話後の魔の一週間を!!)
元々1話の濃度が濃いドラマでしたが、リターンズはさらに濃厚。
4話のあらすじなんて、全く違うドラマが3、4本進行しているかのような濃密さ。
↓第4話のあらすじがこれまた情報過多なんですけど!!
公安てそんなんでしたっけ?
でお馴染みwの
新キャラの二人のストーリーも動き出しそう。
あの、飄々とした菊様がとんでもねえ切なキャラだったらどうしよう…。
”この気持ちが全部
雪に溶けて消えればいいのに”
ですからね。
いったい誰へのどんな気持ちなのか…。
ことと場合によっちゃ、菊様ファンが量産されるのではないか、と。
最後にこれだけは言っておきたい!
どんな武川政宗でも
私は全力で応援しようと思う!!
公安だからといって日々撃たれるだろうか…
1話視聴後の新キャラ考察はこちら↓
もっといろんなスピンオフ欲しい!
春田と牧のスピンオフ感想はこちら↓
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