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空白を埋めようとしない。

最近断ちたいと思う悪習がある。

それは、帰宅時や家事を行う時、お風呂前後でもYoutubeや音声コンテンツを流す事だ。

もともとテレビっ子の私。同じように帰宅したらテレビをON、あとは特に観たいものが無くとも何となく付けたままになっていた。

時間を無駄にして、取り入れるべきで無い情報も入ってくるのが嫌になり、テレビはメインの部屋から去った。無いのは無いで、全く問題ない。正確に言うと、完全に無くしたわけでは無い。

しかし最近では、Youtubeやネットラジオがテレビの代わりになっている。

テレビと違い、何を観るか幅は広がる。私は主に自己啓発系や、スピリチュアル系、同業者の暮らしが多い。Youtubeのアルゴリズムにより、私が好みそうなチャンネルは紐付けられ、新しい「お気に入り」が出来る。

音声を流す事が多いと、それが日常になる。

それは一種の依存のようにも思える。誰かの声を聞いていたい。空白に耐えられない。

クラッシックの音楽を聴くことが多かったが、最近ではそれも減っている。

情報を多く取り入れているようで、それは開きっぱなしの蛇口から水を流しているだけのようだ。

考えて選択する、得たものは噛み砕く。空白の時間は、自分との対話すら控えめにしたい。

お腹いっぱいなのに食べたがる飢餓状態から、ちょど良い量で心地良い自己でありたい。

2020.9.10

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