自己肯定感を高めたい③ ニセモノはホンモノにはなれない。

自己肯定感を高めたい①

自己肯定感を高めたい② 

完全におかしくなった私は
全身脱毛を契約
ハード系のトレーニングジムに入会
資格取得のための教室に入会。

とりあえず何も考えたくなくて
ありとあらゆるものに入会した。
お金なんて惜しくなかった、
死ぬつもりだったから。

平日は仕事をした。 
とりあえず何も考えず来たメールをひたすら打ち返した。何を言われても何をされてももはや気にならなかった。

【これが私の人生】

特に何も信仰はしていないけれど

もう幸せになりたいだなんて思いません。
だからこれ以上辛いことがありませんように。

ただただ祈った。

彼に謝罪の手紙を書いた。
「至らない私で申し訳ない、生まれてきてごめんなさい。」
そんなことを書いた気はしている。

私の存在のせいでこんなことになってしまった。

どうしたら許してもらえるのか、
どうしたら楽になれるのか
どうしたら、どうしたら??

結婚したいとかやり直したい以前に
生まれてきたことを申し訳なく思った。

ふと思い返してみると
順調に幸せになっている子たちは
裕福な家庭の子や高学歴な子たちだと気がついた。

彼女、彼らに囲まれて生活していた私は
自分も対等だと思っていたけれど
そうでは無かった。

たまたま行った学校や、就職した会社にそういう子が多かっただけで、
私は白鳥の子ではなくアヒルだった。
ダイヤじゃなくてガラス玉
金でもなければただのメッキだった。

彼からしたら、
騙されたようなものだったのかもしれない。

友人たちにはあんな人と一緒にならなくてよかったよ。

としきりに言われたけれど
もはやそこが問題ではなかった。

シンデレラも元々いいところのお嬢様だった。

ニセモノはホンモノにはなれない。

ニセモノの私は睡眠導入剤に頼るようになった。

つづく