スパイト行動を回避して働く方法。
今日、運転中にラジオを聞いていたら、
日本人は「スパイト行動」が出やすい民族なんだそう。
スパイト行動とは、
「自分が損をしてでもいいから相手も得させないようにする」行動のことをいうそうです。
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日本人は同調圧力が強いですよね。
この、同調圧力の根本にある原理は「私も我慢してるんだから、あなたも我慢するべき」「俺も我慢してるんだから、お前も我慢しろよ」という精神です。
コロナ禍でマスクが海外に比べてなかなか外せなかったのも、
こういった行動習慣からきている面もあるのかも。
デイサービスなんかでも、
マスク警察のごとく、マスクを外している人がいると、
「あの人マスク外してる!」とすぐにスタッフにチクってくるお年寄りが
いたりします。
私はもう5類なんだし、強制はしなくていいんじゃないかって思うんですけど、
みんな(我慢して)やってるんだから、あいつだけやらないのは許せない、
って感情、なんだかこわい。
つけたい人はつけて、つけたくない人はつけなくていいと思うんですけど。
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看護師なのに、こんな調子なので、
私もいつスパイト行動の的にされてもおかしくないなあ、
と思っています。
そこまで極端に協調性がないわけでもないけれど、
人に合わせすぎるのも私は好きではない。
みんなと一緒って、疲れてしまう。
だから、正社員という形で、
毎日同じ職場に通うことが苦痛でした。
いまは、複数の職場を掛け持ちしているので、
気楽に仕事ができるようになりました。
協調性があるのはいいことでもあると思うのだけど、
抜け駆けはゆるさない、といわれると、
いやなことや、好きじゃないことも、我慢して続けないといけない、
っていうのは、私は苦手。
どちらかというと、炭鉱のカナリアタイプなんです。
一番最初に、もういやだ、と言い出すタイプ。
そんな私でも、仕事を続けられる方法が、
複数の職場で働く働き方でした。
そんなちょっとかわった働き方をしつつ、
執筆業もやっている、という日々です。