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子供の「主食」になる絵本とは?自分で考える子に必要な絵本とは?

「童話館ぶっくくらぶ」で絵本の配本サービスを4歳の娘用に始めることにしました。厳選された絵本が年齢に合わせて毎月1~2冊自宅に届くサービスです。

絵本は図書館でただで借りられますし、なんなら童話館でセレクトされている絵本は冊子やネット上でも知る機会はあるので、あえて「童話館ぶっくくらぶ」に正式に申し込まなくても、その絵本を子どもに読ませてあげることは可能です。

でも、毎月子どもの名前宛にわざわざ正規料金のお金を出して届いた絵本は、きっとしっかり読もうと努力すると思うのです。

しかも、その絵本は童話館がセレクトした良質な絵本です。

「主食となるような絵本」それがぶっくくらぶの絵本

絵本、と言っても、その質は様々です。絵本の選び方って、意外と難しいんですよね。ジャンクフード、おやつとしての絵本が、本屋さんには多く並んでいます。童話館・ぶっくくらぶは、主食となるような絵本を、愛をこめて選んで、自宅に届けてくれるんです。しかも、子ども宛に。子どもの名前で送ってくれる、その気持ちが、愛、ですよね。

上記はみろひらさんの「ぶっくくらぶ」に対するnote記事。

絵本と言っても、様々ある中で「ぶっくくらぶ」は子どもにとって本当に血となり肉となる「主食の絵本」とはこれです!というものを選び続けて配本するという信念があるので、どの本も良質という安心感があります。

ちょっと時代遅れかなという配本サービスを選ぶのは、映画館の意義とも通じるものがある?

社会派ブロガーちきりんさんのVoicyで「現代人が映画館で映画を見る意義」について語られていました。

映画自体はテレビやスマホでも見れる。わざわざ映画館に行く理由って、一度映画が始まってしまえば、真っ暗になるし、スマホを見るわけにもいかないし、他のことが何もできないから、少々つまらなくても最後まで強制的にみることになる。その結果、最初の方はつまらなかったけど、通してみるとなかなか面白かったとか、じっくり見ることになるけれど、家で見ていたら誘惑が多いから他のことをしてしまう。映画館の価値ってそういうことじゃないかな。

そんな内容の放送でした。

絵本の配本サービスもそういう利点があると思うんですよね。映画館と比較すると、

<絵本の配本サービス>1冊わざわざ子どもの名前宛で届くというと特別感<映画館>映画館でわざわざ見るというアトラクション的な気持ち
<絵本の配信サービス>厳選された本で自腹で買ってるので、じっくり味わって読もうとという気になる。何回も最後までちゃんと読む。      <映画>一度入ったら暗くなって他に何もできないし、スマホも見れないので最後まで通してじっくり映画を観てしまう。

このくらい制限をかけないと、現代では選択肢が多すぎて、他のどうでもよいことに時間を割いてしまい、結局良いものを得るチャンスを見逃してしまう可能性があるわけです。

「お金をかける」と言ったときに、私はこの強制力というものも、現代人にとっては付加価値があるものかもしれないな、とぶっくくらぶのサービスを通じて思いました。

「子育て世代が考えるしつけとは」の記事を読んで

同じくぶっくくらぶを利用されている坂口佳世さんのnote記事がとても説得力がありました。

昨今、社会のスピードに合わせ、子育てにおいて随分早く結論をみようとする傾向があり、子供の成長において直線的なものが求められている傾向がある印象だ。
多くの大人が「何をしていたら良いか」「一体何が正解なのか」と、わかりやすい答えを求め、あふれんばかりの情報が「こうしたほうがいい」「こうあるべき」という理想が「ルール」や「決まり事」と言う形で提示され、親もその方が迷わなくていいと言い切る風潮がある。

という童話館ぶっくくらぶのコラムを上記のように引用した上で、坂口さん自身の言葉として、

子供は強く、自分で成長し変化し、行きつ戻りつの紆余曲折でゆっくり、時に急速に、「できる」「できない」「うまくいく」「失敗する」の小さな波を繰り返しながら、成長している。
大人の物差しで測ったり、今までの経験や知識で導いたルールを意図せず教えてしまいそうになることの注意したい。
世の中に溢れる「こうあるべき」「こういうルール」「こういう約束事」はこれからますます増えて、縛りが強くなる気がする。
それが本当にこれから「自分の人生を自分で選んで生きる人生」を送るために必要なことなのか、しっかり吟味して、我々親も意図して伝えていかなければ、同じような似たような大人の顔色を伺って縮こまって生きる子どもが量産されてしまいそうな気がしてならない。

と力強い言葉で綴られていました。

子どもに必要なのはルールを一覧表にして教えることではないということ

子どもに必要なことは、「やってはいけない10のこと」のように、ルールや禁止事項を並べ立てることではない。

そうではなく、自分の頭で考えて悩んで、失敗しながら行動していくことであり、そのための土台や考えるきっかけや発見やヒントとなる基になるのが「本」である、ということ。

私も子どもたちにそういったルールや道徳を知ったかぶって教えるのではなく、絵本をじっくり読み聞かせることで自ら考える子に育てたい。


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