半径500メートル生活はじめました。
4月に入り、転職しました。職場は家から徒歩5分のデイサービスです。
子どもの保育園も徒歩5分。平日は、職場と保育園と近所のスーパーに買い出しにいくくらいなので、私の生活圏は自宅から半径500メートルくらいにコンパクトシティになりました。(言葉の使い方間違えてる可能性大)
なんだろう。この安心感。身の丈生活感。
雨の日も憂鬱にならずにすむ。子どもたちに何かあっても、すぐにかけつけられる。何かあったら職場にきて、と子どもたちにも伝えておける。
朝夕の送り迎えも、自分の仕事と並行してもこなすことができる。夕ご飯の準備、なーんにもしないででかけちゃっても、家に帰ってきてから、一から作っても間に合う。
同じ働くワーキングマザーといっても、電車通勤するのと、近所にふらっと行けるのとでは気持ちの重みがここまで違うとは。
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もともと私の趣味は海外旅行だったり、大学の専攻ではネパールのお祭りの研究をしていたので現地によく行っていたり、社会人になってからも休暇にはNGO活動で海外に行っていたりと、どちらかというと、家でのんびり派ではなく、アクティブ活動派、それも海外へ一人でふらっといってまう系の人でした。一番落ち着くのは移動中というほど。
私には遊牧民の血が流れているに違いない。そう思ったことも。
あちこち転々とするくせもあって、夫もわりとそういう癖もあって、夫婦で海外旅行も結構昔はよく行ったし、家自体も引っ越し癖が結構あって、数年すると引っ越ししたくなる、意味もなく物件を探してしまう、そんな落ち着かない人でした。
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それが今、この歳になって、「半径500メートルの生活」に自分がここちよさを覚えるとは。
独身時代の私がみたら、「ぎょえー」といってたに違いありません。
でも、私はいまこの生活に心のやすらぎを感じています。
4歳の娘と変わらない生活圏内に自分もおさまっていることに安心感があります。
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3男が小学生になり、子育ても一息ついたかなという矢先、長男と一回り離れて4人目の娘を授かったときから、私の人生は大きく変化していきました。
4歳の娘の反応をみながら、試行錯誤してきているので、今回の転職も娘のさみしがる様子をみながら決めました。
近くの仕事に変わってから、朝娘が泣くことがなくなりました。
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一番小さくて弱い人に合わせて変化していく。
そうしたら、半径500メートル生活が、母と娘にとって、とても似合っていることに気がつきました。
看護師の仕事は、自分のニーズや生活に合わせて、職場をいろいろ選べることがいいところと思います。