ドラマを見て思い出した正真正銘の思い出
夏ドラマのビリオンスクール、終わっちゃいましたね!学園ドラマとAIを組み合わせた、一味違う感じが私はおもしろかったです!
ビリオンスクールといえば、このオープニング!
この水鉄砲で掛け合うシーンが印象的ですよね。
ドラマ本編でもこのシーンが出てきました。
そのシーンを見ている時に思い出したんです。
小学生の時の塾での出来事を…。
私は中学受験を体験しました。無事1校合格を勝ち取り、塾では中学入学の準備のための授業を残すのみでした。しかもその日は旧校舎での最終日でした。
先生が新校舎を指さして言います。
「ここの校舎では最後。次の授業からはあっちの校舎だから間違えないでね。受験本当おつかれさま!」
そして配られた紙。そこには“まめ”と書いているではないですか。
「節分も近いことだし、今から豆まきしたいな!って思ってね!でも本物の豆をまいちゃうと掃除が大変だからこれを使うんよ。じゃあみんな紙をくちゃくちゃに丸めて〜!」
なんておもしろいアイディアだろうと私は思いました。でも狙われるのはきっと………。
よーーい!ドン!
先生の掛け声と同時に始まった豆まき大会。
私は先生に向けて投げました。
あれ?届かないじゃん。
そう思ったら別の生徒からぶつけられます。
「なんやとー!」と投げ返し、教室はごちゃごちゃになりました。
飛んできた“まめ”を私はもう1度先生に投げました。
次はヒット!やったー!
先生は気づきました。
「ミンチョン!お前やったなー!」
と“まめ”が飛んできました。
ここまで来るとカオスです。でもそれがおもしろかったんです。
中学受験で私は相当なプレッシャーを感じていました。家では父が怖い、塾では先生が怖い、でも愛情があるのを知っている。だからこそどこも受からなかったら私はどう責任を取ったらいいのだろう。
◯ぬしかないのかな、とまで思い詰められていたように思います。
しかしそのプレッシャーから解放され、第1志望ではなかったものの、合格できたことを喜んでくれた、塾で一緒にがんばった仲間もいたことがうれしかったんだと思います。
そんなことを思いながら、“まめ”を投げていました。
終わってから先生は冷静に掃除したのかな?
それを思うと今でも笑けてきますが、正真正銘の素敵な思い出でした。