「わたしは優しくない」と言う人
若干スピリチュアルな話になるかもしれないです。苦手な方はお気をつけください。
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いつもいつも思うことなんやけど、自分のこと「優しくない」って言う人ほど、誰よりも優しい人なんだと思う。
ほんとに優しくない人は、他の人が傷ついてても気が付かないし、仮に気がついたとしても「自分のせいで傷ついてるのかもしれない」とか思わない。
ほんとに優しい人は、他の人が傷ついてるのにいち早く気がついて、もしかしたら自分が傷つけたのではないか?って思う。
そして人が傷ついてることで自分を責めて、その人以上に傷つき悲しむ。
そういう人はもしかしたら、他人との境界線が曖昧で、他人の感情を自分の感情のように捉えてしまうのかもしれない。だから、他人が傷ついてることを自分のことのように感じ、とてもつらくなる。
(こういう人をエンパスっていう。HSPより、エンパスの方がスピリチュアル寄りらしい。詳しくは検索してください)
他の人が悲しんでると自分も悲しくなり、怒ってる人がいると自分も怒り、喜んでる人がいると自分も喜ぶ。
他人の感情に振り回されやすいので、自分が何者なのかわからなくなり、何が好きで何か嫌いかとか、自分のしたいことすらわからなくなる。他人のウソにも敏感なので、人を信じられなくなるときもある。
こういう人はまず、「自分は、他人との境界線が曖昧なんだな」って知ることが大切だと思う。
そして悲しくなったり辛くなったとき、「これは自分の感情なのか?」って、一歩引いて自分の感情を疑ってみる。
悲しいときは「なぜ悲しいんだろう?」って考えてみる。もしかしたら、悲しんでる人と繋がってしまって、その人の悲しい気持ちをもらってるだけなのかもしれない。
他人の感情を自分のことのように捉えてしまうのは悪いことではない。相手が望む言葉をかけてあげられたり、して欲しいことをしてあげられるので、相手を助けてあげることができると思う。
でも、とても生きづらさを感じてしまうことなので、自分の感情と相手の感情を切り分けることは、生きる上でとても重要な作業になる。
まずは、自分を責めないこと。
そして自分の感情を疑ってみること。
そうやって、自分を取り戻すことができるようになってきたら、他人を助けることができるようになると思う。
他人を助けるのは、自分を助けることが出来るようになってから。
しんどいと思うけど、応援してます。
がんばって生きて。