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2022年は「おもろいオペッタヤン」を見つけたい!

「おもろい」という言葉は
関西圏の方であれば馴染みのある表現でしょう

一方「オペッタヤン」とは?
実はこの言葉はフィンランド語から来ています
フィンランド語で「教える人」を意味する言葉
「opettaja(オペッタヤ)」
これが派生して関西弁ぽく「オペッタヤン」って
言うとなんだかすごくかわいいでしょ?

私は2022年はこの「おもろいオペッタヤン」を
たくさん見つけていきたいと思っているんです

じゃあ「おもろい」って一体なんなんでしょう?

もちろん解釈は自由です

例えば私の思う「おもろい」とは?
ちょっと普通と違うようなもの
ちょっと違和感があるかもしれないけど
なんだかお腹のあたりがじんわり暖かくなるような
またはざわざわしたりするような
そんなふうに人の気持ちや感情を
いい意味で揺さぶってくれる
そういうのを私は「おもろい」と表現します

また、学校の授業でも
「あの先生の授業すごくおもしろい」なんていうことがありますよね

そう考えると「おもろい」というのは
「興味深い」
「楽しい」
「新鮮」
「個性的」
「変わってる」
「変人」
なんかも含まれます

いずれにしても人の感情を揺さぶっているということ

そしてその揺さぶりによって
もっと知りたい、もっと学びたいという
意欲やモチベーションは増していきます

そんな「おもろい」をたくさん探していきたいんです

そしてそれはもちろん教育や育児の現場だけの話ではありません

一番大事なのは

型にはまらない
型を破る
「〜ねばならない」を取っ払う

ということ

慣れた型に収まることは心地よいけれど
でもそれだと可能性は限られてしまう
そこから解放される鍵は
自分自身の心の動きに興味を持つということなんです

例えば誰かの話を聴いて

面白い!興味湧いてきた!
なぜこの人はこんなこと言うんだろう?

なんていう思いが浮かんできたとしたら
その時点であなたが解放されているということ

刺激を振りまく人がいて
刺激を楽しむ人
刺激に困惑する人
刺激を避ける人

受け止め方はそれぞれでいいんです
正解はありません

ただシャットアウトせずに
まずは受け入れてみるということから
「おもろい」は始まります

なぜなら「おもろい」が生まれるためには
受け手側がおもろい人でなければならないから

「おもろい」を受け止められるのは「おもろい」人です

だからそういう観点でいけば
1つのことに強いこだわりを持って主張し続ける
めちゃくちゃ真面目な人でも「おもろい」んです

だってちょっと見方を変えてみたら
すごい生真面目な人って
「なんでこんなに真剣で頑ななんだろう?」
って思いませんか?

この人毎日このこと考えてるのかな?
この人これが大好きなのかな?
それとも自分を良く見せたくて頑張ってるのかな?
なんて思うと
どんどんおもしろくなってきませんか?

よく
「自分なんて話もつまらないし全然おもしろくありません」
と謙遜される方がいますが
それも視野を広げてみれば
充分おもしろいんですよ

型にはまらず
なおかつ自分が楽しいということ
これが「おもろい」です

みなさんの周りにいる「おもろい」と思わせてくれる人
いませんか?

「ちょっと変わってるな」とか
「知らないことをいつも教えてくれる」とか
そんな人たちって
その人自身がすごく楽しそうにしているはずなんですよ

つまりは自分自身がいちばん楽しむ
それこそが「おもろい」人の最高峰です

2022.3.1
下向峰子

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