【京都】 六道まいりについて【お盆】
六道まいりについて
お盆の時期は、ご先祖の霊があの世から帰ってくるので、お迎えする行事があるので、六道まいりに行ってきました。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)へお参り。
毎年8月7日から10日まで行われています。
限定の御朱印のために行ったのですが、六道まいりのシステムをよく知らなかっただめ、ざっくりと説明します。
まずはまずは高野槇を購入。参道で買えます。
次に、水塔婆(みずとうば)というものに、先祖の戒名などを書いてもらいます。材質は木で、薄い御札のようにも見えます。
次に、「迎え鐘」をつきます。だいぶ並んでいました。暑そうです。
「迎え鐘」を撞いたら、水塔婆を先行の煙で清めます。
で、次にですね、お地蔵さまの前で水回向をおこないます。
水回向というのは、さっき入手した高野槇を濡らして、水塔婆を清めます。
これで終了。
……と書いてあるのですが、高野槇をご先祖の依代として自宅に持ち帰っていいよ的なことが書いてあるので、どうなんでしょう。
水回向をしたものを持って帰っていいのだろうか。
私の場合、先祖は青森に帰ってもらわねばならなかったので、見てきただけで終わりました。
供養自体は寺がやるよ、ってことなんですかね。
とりあえず必要アイテム、多いですね。
これが京都のやり方なのか、困るね先生とても。
霊になったら、自宅ぐらい自力で帰れるのではないか? と思ったんですが、京都は古の巨大都市で人口が多かったから(平安時代で10万人程度)、
「まあ、迷ってもあかんしね」
ということなのだろうか。
うちの田舎では、迎え火は焚きます。
……とにかく必要アイテムが多い行事ですね。
私は東北出身で、沖縄にいたこともあるのですが、この六道まいりのシステムは初めてです。
高野槇、水塔婆などこまごまとした出費があります。先祖供養だと思えば安いものですが。
お守りや御朱印もいろいろな種類があって、出店も出てますし、楽しい参拝になると思います。
珍しい日光菩薩の御朱印です。
日光菩薩は、薬師如来の脇侍で、単独ではなく、薬師様と、相方の月光菩薩と三尊で祀られる仏様です。
あと、小野篁の冥界へ通っていた伝説のお寺はここです。
小野篁の萌えキャラ風のクリアファイルが売られていました。
まさか、小野篁も、この令和の時代に萌えキャラっぽく描かれるとは思っていなかったことでしょう。
読んでいただいてありがとうございました。
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