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アドビ製品のエキスパート「Japan Adobe Advocates」が語るユーザーコミュニティの魅力とは

アドビはこの度、アドビのエンゲージメントマーケティングプラットフォームであるAdobe Marketo Engageの「Japan Adobe Advocates Forum」を開催しました。

「Japan Adobe Advocates」は、アドビが年に1度選出する、製品エキスパートとして情熱を持ち、高い目標に向かってチャレンジし、ユーザーコミュニティやイベント参加を通じて社内外でマーケター市場の活性化に貢献したアドビユーザーのみなさんです。

今回のJapan Adobe Advocates Forumには2022年2023年のAdobe Marketo Engage 「Japan Adobe Advocates(以下、Adovocates)」が集合し、今年1年の活動を振り返りました。

イベント当日はアドビからAdobe Marketo Engageの最新情報や「生成AIと新たな顧客体験」と題し、生成AIのマーケティング領域による活用についてを共有したほか、Advocates のみなさんがそれぞれ1年間の活動を振り返る時間を設けました。

みんデジ編集部では、アドビのユーザー会や分科会といったコミュニティの魅力を取材しました。


コミュニティに参加したおかげで自分の市場価値を高められた

日商エレクトロニクスの近藤 智基さんは、「自分はマーケティング専門だったけれど、選出されたことで事業部の仕事を任せてもらうなどチャンスをもらえた」と、職種の幅が広がったとコメント。また、アドビ主催のイベントに登壇したことでメディアの取材やイベントの登壇などの声もかかるようになり「マーケターとしての市場価値が上がってきたのかな」と話しました。

こうした成長もコミュニティあってのものだと感謝を示し「ネットワークも広がる」と近藤さん。「今年はマーケティングを極めてさらにステップアップしたい」と意気込みを話しました。

みんデジにも登場したGLナビゲーションの神田 滋宣さんは、Adobe Marketo Engageの導入で一気に売上を伸ばしたという実績面が評価を集めたという側面に加えて、「ザ・昭和営業マンみたいな人間が、DXに取り組むことで自分の考え方や価値観を変えたことを評価いただけた」と自己分析。

Advocatesになったことで登壇の機会が増えたほか、会社への問い合わせも増えて、webサイトのPVもAdvocatesになる前と比べて50倍に増加。会社としてのブランド価値も高まったそうです。

マーケターとしてのあり方を学べる場

コラボスタイルの水野 雅元さんは、サイボウズが提供するアプリ構築サービス「kintone」の分科会を立ち上げたという経験を持ちます。もともとAdvocatesに応募する前から「kintone × Adobe Marketo Engage分科会をやらないか」との相談があったとのことで、「分科会の立ち上げに加えて、ツールを導入するだけでなく後工程も含めてちゃんと連係すると成績が上がることを、実績を含めてレポーティングできたのが評価につながった」と話しました。

Advocatesになった後、一番嬉しかったのは「自分がAdvocatesの応募をすすめたサイボウズの吉見 梓さんが2023年のAdvocatesになったこと」と水野さん。「誰かに影響を与えられた、与えられる側の人間になれたと実感しました」

また、アドビのトロフィーをオフィスに置くことで、来訪したお客さんが話題にしてくれることもあり、自身はもちろん会社としての対外評価の向上にもつながっているそうです。
コミュニティ活動には「できるだけ参加」しているという水野さん。自分が発表しない会であっても、自分に近い分野のマーケターの話を聞けて学びが多いと、コミュニティの魅力を話しました。

Chatworkの北川 峻さんは「業界がB2Bですが、リード数は規模が大きく、その膨大なリードに対するアプローチを、Adobe Marketo Engageの新機能を使ってすぐに自社で実践できたことが評価されたのでは」と分析。

自身のキャリアとしては事業開発、マーケティングやセールスなど幅広くジェネラリストとして経験を積んでいる中でMA(マーケティングオートメーション)という強みを持っていることが会社から評価されているそうです。「絶好のタイミングで選出されました」と、イベントでは実際に自身の評価につながった具体的な例も示しました。

コミュニティについては「Adobe Marketo Engageの使い方だけでなくセールスやマーケティングのあり方を学べる場所」と評価。「副業で関わっている仕事も含め、今後もAdvocatesとして活動していきたい」と展望を話しました。

スキルアップだけでなく悩んだときにも気軽に相談

スマートドライブの岡 桃子さんは、会社の社員数が50人くらいの頃からAdobe Marketo Engageを導入していました。「事業がスケールし社員数が増えていく中で、個人のスキルに依存するのではなくプロセスを整備することで、再現性が高められていたのが評価されたのでは」と分析します。

Advocatesに選出され社外への露出の機会が増えたことで、「スマートドライブは、モビリティ領域でのマーケティングコンテンツの質と量が断トツだね」と言ってもらえる機会が増えたそうです。

コミュニティについては「あまり積極的に関われていない反省はある」としながら「自分の悩みや知識を積極的に出して共有し合う、ペイフォワードのような関わり方が重要では」と話しました。

みんデジにも登場した三菱電機の泊 智子さんは、「当社はデジタルマーケティングを導入していない部門が多い中、Advocatesに選出されMarkeZineなど記事が掲載されたことで、社内やグループ関係会社から話を聞きたいと連絡をもらったり、他社のマーケターと意見交換をするきっかけになった」とつながりが生まれたそうです。

コミュニティは「知識を得られただけでなく、施策で悩んだときに気軽に相談できる場にもなっている」と高く評価し、大いに活用しています。まずは自分の悩みを認識して参加すると他社の事例などが参考になってとても役に立つと話し、「ぜひコミュニティに参加して知識を吸収してください」と呼びかけました。

コミュニティに参加して、マーケティングの課題を共有できる仲間を作ろう

今回登壇した6人のAdvocatesに共通するのは、Adovcatesになったことでイベントや寄稿などの機会が増え、さまざまな交流の機会やチャンスが生まれたということ。会社だけでなく社外からの評価も上がったという振り返りも見られました。

こうした評価を高めるだけではなく、コミュニティに参加することで知識を得ることはもちろん、他社の事例を自社に置き換えて参考にするなど、自身の業務における課題を解決したり、業務の悩みを相談する場所としても非常に魅力的だと、多くのAdvocatesが高く評価しました。

アドビでは製品ごとにさまざまなユーザーコミュニティを運営しているほか、製品の枠組みを超えてマーケティングに関する情報交換の場を提供する「Adobe User Group」も2023年4月に開設しました。

マーケティングの課題を語り合う仲間を作る場として、アドビのユーザーコミュニティにぜひご参画ください。参加ご希望の方は、アドビの担当者にご連絡ください。


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