「大丈夫」と 慰めるのが よくない理由
mamorimemo #1
子どもが転んで泣く時に
大人はよく「痛くない、大丈夫!」 といいますよね。
驚いた子どもを落ち着かせる
あるいは励ますための言葉でしょう。
しかし!
その言葉に泣き止む子どもを見た大人は
子どもが本当に痛くて大変な時も
「大丈夫、大したことない!」と
また似たように対応する 恐れがあります。
大丈夫ではない時は大丈夫ではなくてもいいと
大人として十分に共感してあげた方がいいのに
「大丈夫と言っておけば そのうちに大丈夫になる」と
望ましくないしつけをするのです。
このような経験が繰り返されたら
子どもは誰にも頼れなくなります。
大変な思いをしている人にかける言葉として
望ましいのは
「大丈夫?痛かったね」と
共感してあげること。
痛みや感情、つらい思いを
決して一人で耐え込む必要はないということを
教えてあげましょう。
そして、
もし今あなたが大変な思いをしているならば
忘れないでください。
他の人がどうであれ
あなたが大丈夫ではなければ大丈夫ではないのです。
痛かったら痛がってもいい。
へこんでも、落ち込んでも何も悪くない。