VOLTACTION ボイスドラマシリーズ 3本レビュー
やってきますね Memories of Nostalgia。
せっかくなので、VOLTACTIONのボイスドラマを振り返ってみようの会をここに開催します。
いわゆるボイスレビューです。
深いネタバレはなしです。
「ボイスドラマ気になるけど買ってないよ」
「買ったけど聞けてない」
という人の参考になれば幸いです。
本編に入る前に少しだけ
ボイスドラマは、普段にじさんじから出される季節ボイス等とは違う性質があります。
そう、聞き手にあたる人がいません。
「あなた」「きみ」に話しかける彼らはいません。
VOLTACTIONの4人で物語が完結します。
(たまにスペシャルキャストもいます。)
なので
「ボイスは無理なんだよな…」
「私は!!壁になりたいんだよ!!」
という方々にも非常にオススメ。
舞台やドラマの俳優のような演技をする彼らを見る、みたいな視点もアリです。
(Around 4sも入れようかなと思ったけど期間限定発売でしたので別で書きます。本当にいいんですよ、あれも。)
今回のラインナップ
VOLTACTION ボイスドラマ ‐Opening Today‐
VOLTACTION ボイスドラマ ‐undertake any request‐
VOLTACTIONボイスドラマ ‐Memories of Nostalgia‐セラフ・ダズルガーデン編
VOLTACTION ボイスドラマ ‐Opening Today‐
【試聴動画】
【ストアページ】
「今夜10時、ランドリーで。」
VOLTACTIONの4人が集まる「ランドリー」での活動の様子を収めたボイスドラマ。
【あらすじ】
Ventiグループオーナー、風楽奏斗の悩みは尽きない。自身がオーナーをしているCafe Zeffiroで休憩しながら店員の渡会雲雀と喋っているとそこに四季凪アキラとセラフ・ダズルガーデンが訪れる。
四季凪アキラが持ち込んだものは「ランドリー」宛の依頼だった。その依頼とは……
【レビュー】
“ボイスドラマ世界線でのVOLTACTION”の仕事内容がよくわかる!
青年実業家でマフィア一家の嫡男、風楽奏斗。
不定期な活動頻度である「ランドリー」の営業も彼が判断する。
奏斗がオーナーをしているカフェの店員をしている、渡会雲雀。手先が器用で人当たりのいい彼は、怪盗一家の跡取りとしての顔もある。
元諜報員。依頼達成の為に必要な情報を各種取り揃える頭脳担当。Room4sの代表、四季凪アキラ。
元暗殺者。引き受ける任務は猫探しから表に出したくない依頼まで。穏やかな仕事人。エージェントのセラフ・ダズルガーデン。
【注目人物→渡会雲雀】
聞き手(私たち)が聞きたいことは雲雀がアキラに質問したり、視聴者が抱いたリアクションは雲雀が代弁してくれることもある。また、任務の幕開けでもある「扉を開く」というアクションは彼から始まる。
あらゆるところで見える彼の度量も最高なので、是非本編で確かめてほしい。そしてこう言う。
「やっぱり雲雀って最高!」
【Tips】
彼らが話す前に聞こえるインカムの通信音や、意見交換をしている間に聞こえる武器を弄る音も、臨場感を演出する良き友人である。
VOLTACTION ボイスドラマ ‐undertake any request‐
【試聴動画】
【ストアページ】
「……ごめん、奏斗。後のことは任せたよ。」
【あらすじ】
Room4s事務所の扉を開くと、そこに立っていたのはくまのぬいぐるみを持った小さなお客さんだった。「ランドリーに依頼したい」
彼の依頼を親身に聞く四季凪アキラだったが、セラフは、依頼人本人である子どもとの信頼関係がいまいち築けずにいた。
アキラとセラフが任務の計画中、代わりに見守り役兼遊び相手を任された奏斗と雲雀は、子どもといる
時に謎の組織から襲撃を受ける。
そして、雲雀はとあることに気づくのだった。
【レビュー】
変装調査をするアキラは必見。
緊迫した「やりとり」が各所で展開される。
今回は人命が関係しているので、前作よりもスリルが高くなる。
彼らなりの過去との向き合い方が垣間見える。
ちいさな子どもとのコミュニケーション方法に悩みながら、大切なものを守ろうとする186cmのエージェント、誰かに刺さるんじゃないかと思う。
筆者はセラフ推しなので、しばらくトラック3のことが脳にこびりついて離れませんでした。
【カメラの切り替え】
ボイスドラマにカメラなんてないじゃん!
ごもっとも。だけどあるんです。
空間の切り替えと言った方がいいかもしれない。スピーディかつ滑らかな空気の切り替えが癖になる。
筆者はトラック2がお気に入りです。
【Tips】
デビュー前のヒーロー3名
星導ショウ(晶)、佐伯イッテツ(一徹)、宇佐美リトのヴィラン演技が聞ける!(ショウは子供役と兼役)
ヒーローのオタクの皆様も是非どうですか?
ヴォルタVSモブ敵との絡みを見れるので、敵対組織への対応の解像度がめちゃくちゃ上がります。
VOLTACTIONボイスドラマ ‐Memories of Nostalgia‐
セラフ・ダズルガーデン編
【告知PV】
【ストアページ】
「今の名前は“セラフ・ダズルガーデン”
──で、よかったか?」
「セラフでいい。」
【あらすじ】
VOLTACTION結成前、過去の話。
4人が寄宿舎学校に入学した当時の話。
その、セラフ・ダズルガーデン編である。
かつて通信でやりとりしていたセラフと四季凪は、学校への長期潜入調査で初めて顔を合わせる。
誰かとバディを組むことを嫌がるセラフと、作戦成功確率の向上という打算的な理由からバディを組むことに積極的な四季凪。
学校生活に上手く馴染めないセラフを見かねて、四季凪はある提案をする。
セラフはそれについて悩み、たまたま出会った風楽奏斗と渡会雲雀に相談することにした。
【レビュー】
セラフ編だけどちゃんと4人出てるよ!!
あんさんぶるな男性アイドル育成ゲームを経験した人に言うならば追憶イベントストーリーである。VOLTACTIONは結成していないし、セラフも四季凪もまだ前職での活動をしている。
人間の感情のしくみに鈍感で、暗殺稼業の癖が染み付いた過去のセラフが多数。
一方、胡散臭くて、上から目線で鼻につく態度の過去の四季凪が多数。
ここでしか得られないRoom4sのやりとりがそこにある。
【Tips】
制服衣装お披露目の際に「色々あった時期」の話をしていたセラフ。
また、オリバー・エバンスの誕生日凸待ちに参加した時に語られていたRoom4sお互いの第一印象
アキラ→セラフ「昔はもっと寡黙だった」
セラフ→アキラの第一印象は「胡散臭い」
などの情報がここで回収されている。
……どういうこと?
それはオタクもわからない。なぜなら答え合わせはまだ先の話になりそうだからである。
⬇ ⬇ ⬇ ⬇ ⬇
【えっ!?続編があるんですか!?】
なんとセラフ編に続き
「ボイスドラマ -Memories of Nostalgia-四季凪アキラ編」が発売されます!!
10月23日18:00~!常設販売!
そしてホットな今がオススメです。
【さいごに】
配信コンテンツとも違う。にじさんじ全体で提供されているボイスコンテンツとも違う。
そんな彼らの姿を体感することができるVOLTACTIONボイスドラマシリーズをこの機会に是非チェックしてみてください!
この記事に目を通していただきありがとうございました!🙌