プーと大人になった僕
先日、CMを見たこともあったし、プチ話題になっている
【チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ】を観た。
いやー面白かった。
ガジェット、ジッパー、モンタリーが出てくる映画を新作で見れるのは楽しかったし、
パロディがディズニー強すぎわろた。
まぁ大人のコメディって感じでほんと楽しかった!
小さい頃にレスキューレンジャーも好きだった。
VHSでよく見てたなぁ。
そしてなんかディズニー見てぇな〜。っとなってて
魔法にかけられてを見たり、ズートピア、
ダックテイルズや短編ミッキー's。
そして時間があって気になってた『プーと大人になった僕』を観た。
私はプーさん大好きだった。
一番好きなのはティガーだったけど。
私はプーさんでも育った。
だからこそ『いや、実写映画とか求めてねぇ〜』って感じがどうしても拭えなくて見てなかった。
初見である。
結論から言うとTシャツの首部分が濡れるくらい泣いた。
アホほど泣けた。
映画の物語部分は良かったねーって感じなんだけど、
本筋ではなくその過程や、導入部の映画前半でもう泣けて泣けて。
ホント映画館で見なくてよかった。
大人がしゃくり上げる寸前まで泣いちゃいかん。
あらすじ
親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経ち、大人になったクリストファー・ロビンは、仕事に追われ、会社から託された難題と一緒に時間を過ごせない家族との問題に悩んでいた。 そんな彼の前に、“100エーカーの森”を飛び出したプーが突然現れる。 彼が忘れてしまった本当に「大切なモノ」を届けるために…。
ーー公式より
ナメてた。ディズニーナメてた。
ホントすいませんでした。
プーさんで育った人たちはもれなく泣くと思う。
幼い頃に100エーカーの森に私が行ったらどんな物語になるかとか考えて手作りで絵本を描くくらい
私の中にも確実にプーさん達がいて、100エーカーの森を持っていた。
ナレーターがプーに話しかけたり、
プーが本の文字列を滑ったり、
風船で雨雲の真似をして失敗したプーを助けるクリストファーロビンが居たりね。
そして年月が経ってバンダイとかポニーのVHSなんて微塵もなくなってしまった今。
忘れてないけど思い出す機会の無いあの思い出たち。
そんな所に親友達を入れてしまって閉じ込めてしまっていた、そんな事すらも忘れていた。
大人になってしまったのだ。
私は一人でも全然寂しくなかった。
ディズニーがあったから。
あの頃に戻るのは絶対に不可能なのだ。
究極、あのときの感覚を思い出す事も不可能だ。
ホントにティガーが友達だった。
映画の中で
プーが
『大人になっただけで君は君で何も変わってない』
的なね言葉があるんだけど
もう『違うんだ。違うんだよ、プー。変わってしまった。成長してしまったんだ。』と心で呟きながら私は泣いていた(笑)
映画の感想を調べてみると
名言とか小ネタとかすごく良かったみたいな感想が並ぶが、
本当にディズニーで育った人達は耐えられるもんじゃないと思う。
あの頃のプー達と遊んだならクリストファーロビンと同じ様に大人になってしまっているはずだから。
映画後半はストーリーが進むのでワクワクしながら見てた。
幼い時にプーはおかしくなんて感じなかった。
そして少年期になるとプーはおバカさんなんだな。ってなって
思春期をにはプーちょっとウザいなwっと感じたのを思い出した。
そして大人になって映画の中のプーは幼い時に優しくしてくれたプーのままだった。
赤い風船のアニメ回を知っているかい?
時代によって声優や歌が変わるけど、
空に浮かんだ雲は〜♪蜂蜜を食べない〜♪の歌を覚えている。
クリストファーロビンが寝転がって浮かび上がるプーと一緒に歌うのだ。
いやぁ。良かった。
是非、子供の頃にディズニーで育った人は実写だからと敬遠しないで観てほしい。
人形のプー達が可愛いしね。
子供の頃を忘れないって思ってるけど
忘れてないけど、
ホントの所はあの感覚に戻る事は絶対にできないのだ。
プー、プーよ。たまに遊びに行きたいな。
もうドアは通れないかもしれないけど。
でも100エーカーの森を私も持っていた。
その事実は永遠に忘れない。