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ヴァイオリンがもたらした効果
ヴァイオリンを始めてから、とても充実した日々を送っている。
仕事が早く終わるとヴァイオリンが弾きたくてたまらない。
ヴァイオリンを弾きたいから、いかに残業せずに済むか考えながら仕事をする。
ヴァイオリンを始める前に20年以上ピアノを弾いていたけど、
私にとって、これまでとは違う効果があることに気づいた。
ストレス解消
音色や音程を「ここをもっとこうして…」とか頭で考え(インプット)、
試行錯誤しながら練習する(アウトプット)。
ゆっくりのテンポで音階など基礎練習をしていると
気持ちが落ち着いてくる。
さらに邪念をとっぱらい自分の音に集中していると、
練習後には頭がスッキリして爽快な気分になる。
ヴァイオリンは身体全体で音楽を表現するので、
運動後のような効果もあるのだろうか。
これらのことが、日頃の仕事のストレスもスッキリ解消してくれるのだ。
癒し
弦楽器の音色が好きっていうのが大前提なのだろうけど、
自分の奏でる音色(まだ本来のヴァイオリンの音色とはほど遠いけど)
に癒される。
それから生の楽器に触れること。
ヴァイオリンは身体に直接触れるためか、
木の温もり(?)・音の振動とかが伝わってきて癒される。
ピアノでは、楽器に直接触れるのは指先だけだし
楽器に触れて癒されるという感覚とは違う気がする。
時間の使い方が変わった
休日の過ごし方が変わった。
何も予定のない休日、ダラダラと過ごしがちで
夜になると「今日は何もせず終わってしまった…」
と自己嫌悪に陥ることも。
仕事が忙しかったりで脳をフル活用した週は、
とくに何もする気が起きない。
しかしヴァイオリンをはじめてからは弾くことが楽しくて、
新しい楽器ももっともっと弾き込んでいきたいので
練習時間をどう確保するか、一日の始めに考えたりする。
まだ楽器に慣れず、長時間の練習は疲れるので
30分1セットを、どう合間に組み込むかか課題。
そんなふうに計画を立てて一日を過ごすと
とっても充実した休日になる。
今は練習がとても楽しく、次のレッスンが待ち遠しい。
家での練習でできなかったことが、レッスンで先生にアドバイスをもらい、
できるようになることがとても嬉しい。
ひとつひとつは小さなことだけど、
その小さなことが喜びとなっている。