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図書館事業の推進で子どもにもっと学びと笑顔を!【私の議員活動#11】

今後の図書館サービスをどうするかを決めている「図書館サービス推進計画」を知っていますか?
この計画では、蔵書を計画的に増やすことや、子どもから大人、日本人だけでなく外国人の方々、あるいは在勤・在学の利用者を含め区民の幅広いニーズに応えるために様々なことが計画されています。

図書館サービスは推進されています!
令和元年には、図書館サービスの推進事業全体で約13億円が計上され実行されています。子どもが増えている港区において、子ども関係事業が増え、子どもが喜ぶ取組みが実行されていることは嬉しいことでもあり、評価できることです。

読書活動は重要!しかし現実は読書離れが進行
読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものだと思います。
他方、インターネットなどの様々な情報メディアの発達や普及、子どもの生活環境の変化、時間のなさなどによって読書活動の機会が減ってしまい、読書習慣の未形成などにより、大学生や成人になってから読書離れが指摘されています。

調べ学習が好評です!
読書離れが進むなか、調べ学習の支援・促進事業の取組が近年大きな成果を見せています。
調べ学習とは、児童・生徒が図書館の資料を活用し、課題に対して自主的に取り組み、調べ、学ぶことができるように、学校図書館と連携を図り、調べ学習を支援するものです。
区立図書館では、夏休みなどの期間を利用して、学び方や調べ方を教える講座が実施されたり、調べる学習コンクールへの参加を促進し、児童・生徒の自主的学習活動を支援しています。

調べ学習講座の実績はこんな感じです。
平成27年:実施回数が12回、参加者が192名
平成28年:実施回数が13回、参加者が268名
平成29年:実施回数が13回、参加者が229名
平成30年:実施回数は20回、参加者が405名
令和元年:実施回数が35回、参加者が882名
なんと令和元年には参加者が前年から400人以上も増え800人を超えました!!

なぜこんなに好評なのか?
図書文化財課長の回答によると、令和元年度に調べ学習支援の強化を図るため、公益財団法人図書館振興財団が全国規模で開催している調べる学習コンクールの地域コンクールとして、第1回を港区図書館を使って調べる学習コンクールを新たに開催したそうです。
開催にあたっては、学校での出張講座を集中的に実施したことで、回数、参加者数が大幅に増加したようです。

図書館事業の推進で子どもにもっと学びと笑顔を!
調べ学習は、正しい情報を見極め、選択し、自主的に考えていけるような、生きる力を身に付けるために有効な事業だと思っています。
このような支援・促進活動がさらに広げ、子どもの学びを後押しし、学びから笑顔が広がる港区にしていきたいと思っています☺️

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