港製菓の笹団子
2024年10月15日(火)
美しい造形の袋が落ちていて、朝から写真を撮る。
大口開けて、エサを食べる魚みたい。
幸先良く、良いものに出会った一日。
今年2回目(=2匹目)のサンマを食べる。
相変わらず美味しい。
豊漁という報道通り、相変わらずお値段もお手頃で、サイズもまずまず。
でも、10月下旬以降はサイズも小さくなり、水揚げも減ることが予測されているらしい。
そうなる前に、もう1匹ぐらい頂こっかな。
小さめの子の味も気になるから、11月になったらまた1匹頂こう。
一方で、北海道の鮭は不漁らしい。
日曜日に食べて美味しかったから、この秋の間にもう一度は食べたいなぁと思う。
去年知床に行った時に鮭漁師の人たちと話したせいで、北海道の鮭に対する愛着が格段に増した。
それまで鮭は別に好きな魚でもなかったんだけど、あの日を境に、僕の中で北海道の鮭は特別なものになった。
やっぱ物語って大事やわ。
行ったのは冬で、流氷が目的だったんだけど、秋にまた来ますよ、鮭食べさせて下さいねって話をして、結局行けていない。
僕の嫌いな行く行く詐欺をやってしまっている。
また行きたいんだけどなぁ。
僕のことはもう覚えていないだろうけど、とにかく、あの人たちが獲った鮭を、あの場所で食べてみたいな。
きっと、北海道の鮭がもっと好きになることだろう。
新潟弾丸ツアーの疲労がまだ尾を引いていて、今日は穏やかに過ごした。
長引くなぁ・・・。
そう言えば、新潟に行って戻ってきたら、新潟にまつわる新聞記事を見かけた。
この記事↓
新潟名物・笹団子の笹、なぜむいちゃった? 老舗が一石投じる新商品
https://digital.asahi.com/articles/ASSBD134DSBDUOHB004M.html?ptoken=01JAA7EQMN0EMGBXYEA4KTEEK0
有料記事なんだけど、せっかくなので、プレゼント機能を使って24時間は誰でも見れるようにしておく。
笹団子が新潟名物と知ったのはつい最近のことで、近所のスーパーにたまたま売っていて、会社の名前が僕と同じで「港製菓」だったから気になって食べてみた。
笹に包まれた柔らかいよもぎ餅を頬張ると、青い笹の香りが鼻に抜ける。
めっちゃ美味しい。
一気にファンになってしまった。
記事によると、そんな港製菓の笹団子もピンチらしい。
笹は相変わらず豊富に生えているのに、笹を集める農家が高齢化していることや、笹を集める際に遭遇する危険性のあるクマが増加していることなどの理由で笹が集まらず、中国産に頼っていることに加え、核家族化に伴い食生活が変化して笹を巻ける人が減ったせいで、従業員も人手不足らしい。
そこで発売したのが、あえて笹で巻かない笹団子だとか。
パンダが笹を食べてしまったという発想のパッケージも面白いし、スゴい企業努力だなぁ。
でも、本来の笹団子もちゃんと残っていって欲しいから、行政のサポートとか周囲の助けもあると良いなぁと思う。
それにしても、高齢化とか核家族化とか、更にはまさかのクマ問題まで、個別には耳にする色んな問題が複雑に絡み合っていて驚く。
きっとこれは笹団子に限らず、全国津々浦々の伝統食に通ずる問題なんだろう。
僕は食べることしか出来ないけど・・・応援したい・・・頑張って欲しい。
笹団子はもちろんのこと、またどこかの名物を見かけたら買って楽しませてもらおう。
応援しています。
よろしくお願いします。