終戦記念日に思い出す、大人の姿
2024年8月15日(木)
終戦記念日。
終戦記念日の甲子園では、正午になると試合を止めて黙祷をする。
小さい頃から甲子園を見ていた僕の中には終戦記念日が刷り込まれている。
今年も一緒に黙祷をした。
うちの家系の歴史を考えると、戦争から小さからぬ影響を受けてきたなと思う。
色々あって、翻弄されて、あの家に僕が生まれて、育ててもらって、平和な今に生かしてもらっている。
子どもの頃は、特に原爆投下の日や終戦記念日になると、おじいちゃんおばあちゃん世代の大人から戦争の話を聞いたりした。
たくさん話してくれたことの内、どの程度自分の中に残っているのかは分からないけれども、鮮明に覚えている話は色々ある。
そして、戦争の話をする大人の姿をよく覚えている。
僕たちの子ども世代は、戦争の話を当事者から直接聞ける最後の世代だろうか。
話を聞ける機会を作ってあげたいなと思う。
その時は「ふーん」と思ってても、確かに残ることを身をもって知ったから。
僕も、伝える側になっていかないとなと思う。
上から聞いた話を伝えないと。
当事者じゃなくても体験を伝える語り部って、どういう想いでやるんだろうなと思ってたけど、こういうことかなと、ちょっとしっくりきた。
お盆も今日で終わり。
ご先祖様は野菜の乗り物に乗ってみんなで帰って行った。
台風が来る前で良かったなぁ。
また、来年。