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メンタル弱者がやってみた 家でのお小遣い稼ぎ
ミナト(@minato2021)です。
子宮内膜症で一年中、腹痛に耐えていた頃、外で働けないから家でほんの少しでもいいからお金を得たいと思ってやってみたお小遣い稼ぎについての話です。
トレース
高校中退後、大検を取って各種学校に入学してトレース(手描き製図)いました。
生理痛が酷すぎて就職活動は一切せずに卒業しましたが、トレースとCADの資格だけは取りました。
ある日、新聞で見つけた「手書き製図で収入を」みたいな広告。
でもこれは、事前に「技術を習得してから仕事を発注します」というもので、先にいくらか払って「習う」かたちで、けっこうな量の課題を提出して合格(修了)したら仕事をもらえました。
つまり、先方にとっては仕事発注より授業料を払わせるのがメインだったのだろうと思います(わかっていたとも!)。
それでも、私はどうしても家で仕事がしたかったので申し込みました。
「仕事なんて来ないのでは?」という疑念もありましたが、修了後に実際に発注が来て、いくつか納品しました。
詳細は忘れましたが、2,000円ぐらいいただいたと思います。
時給にしたら300円もいかなかった気がしますが、詐欺じゃなかっただけいいと思います(笑)。
ホームページ作成
次にやってみたのがホームページ作成です。
これも自宅で仕事ができるのではないかと思ったので。
これもやっぱり、技術を学んだ後の「卒業生には仕事を紹介」が目的でした(トレースと同じ…(笑))。
HP作りには画像を扱えた方がいいだろうということで、デジタルスクールみたいなところで全12回ぐらいの講座(Photoshopとillustratorの基礎)を受けました。
htmlについては自分で書いてHPを運営していたので基本的なことは知っていました。
で、実際に仕事の依頼が来ました!←びっくり
当時はまだADSLの時代で大きなデータのやりとりはネット上では難しく、素材をもらいに行く必要がありました。
面接も兼ねて履歴書を持って先方に出向き、完成したら直接届けたような気がします。
うろ覚えですが数千円のお振り込みがあったと記憶しています。
なぜか続かない
トレースもHP作成もちゃんと報酬はいただけたし(べらぼうに安いということはなかった)、ダメ出しもされなかったし、何が不満ということもなかったのですが、なぜか続けられませんでした。
トレースは少し修正がありましたが(その分を報酬から引かれる)、HP作成では何のリアクションもないので「ああ、多分ダメすぎたんだな」と思いました。
ちりつも系アンケート
なんかもう技術やセンスが必要なものは自分にはダメー!だと悟りました。
2000年代以降、ネットの普及に伴い「ちりつも」系の小銭稼ぎの方法が出てきます。
アンケートに答えて数ポイント→500ポイントたまったら500円の振り込み。
楽天でもアンケートサイトがあり、楽天ポイントがもらえるので登録しました。
パソコnを開く度にアンケートに答えていると、数百円/月 になります。
数百円/月
数秒ポチポチして数円。
外で働けない私にはこれでもありがたかったです。
と同時に、やっぱり虚しさも感じなくはなかった…。
外で働けないのが悔しくて情けなくて、やさぐれた暗黒期です。
アフィリエイト
アンケートを始めてから「アフィリエイト」という単語を目にするようになりました。
ええ、やりましたよ、楽天アフィリエイト。
何も勉強せずただブログを書いてアフィリを貼り付けていました。
基本的に0ポイント/月。
たまに数十~数百ポイント/月。
ミラクルが起きて1,500ポイント/月。
こんな感じだったので、だんだんと「ちゃんと勉強しないと稼げないんだな」ということがわかってきましたが、このころはバイトから正社員になっていたので、家で稼ぎたいという欲がなく、ブログ書くついでに商品貼っておくかみたいな感じでした。
地図情報確認
「地図情報の確認」というバイトもしました。
渡された地図に記された建物やお店の名前と、実際に現地にあるものが一致しているかどうかを調べる仕事です。
家の近所を自転車や車で回り、指定された住所に行って証拠写真を撮るという。
これはおもしろかったです。
ひとりでできる
期間内に終わればどの日に稼働してもいい
画像にタイトルを付けたり明るさやピントの修正をすると報酬アップ
などの点が自分に合っていました。
こうして書いてみると、この仕事は今の私がやっていることにつながるような気がしなくもないです。
リアルでは
日雇い派遣に行ったり、ピルで症状をなだめすかしてバイトしたり、2年前までの10年間はホルモン注射で症状を抑えて正社員で働いていました。
まとめ
トレース、HP作成、アンケート、アフィリエイト…どれも報酬的にはパッとしませんでした。
でも当時の私には「家でほんの少しでもいいからお金を稼げる」ということが大事だったのです。
毎月救急車を呼びたいぐらいの生理痛がある暗黒時代、外で働くなんて無理中の無理でした。
詐欺かもしれない、お金をもらえないかもしれないと思いながらやってみた仕事もありましたが、私の人生でいちばんやさぐれていた時期に「何かする」ということが必要だったような気がします。
この時期の経験のおかげで、パソコンやインターネットというものに全く抵抗がなくなったというか、とりあえず自分がしたいことはパソコンで調べて自分で対応できるようになったかなと思います。
そして今
0円の時もあったアフィリエイトは勉強した結果、毎月報酬が発生するようになり、偶然出会った「自動化ビジネス」というもので、一度に数万円いただけるようになりました。
自己アフィリエイト(セルフバック)というのもやってみて、冷凍ミールキットを6食分買ったら、後日その代金が自分の口座に振り込まれました。
6食分(税込)の代金にさらに消費税が加算されたので、実質お金をもらって食事ができました。
今は「家で稼ぐ」一択です。
外で働こうとは全く考えていません。
子宮内膜症、うつ病、アダルトチルドレン、HSP、コミュ障の私がネットビジネスに出会ってどんな風に収入を得ているかを、これから書いていきたいと思います。