私を形作る物語
皆様いかがお過ごしでしょうか。
水瀬は本日モニターさんのセッションでした。
相変わらずセッションをやらせていただくのがとても楽しく、時間があっという間です。
いつもと同じくらい(1枚30分くらい)時間かかるかなと思ってはいましたが、今日は依頼者様に高次元が伝えたいことが沢山あったのか水瀬のチャネリング能力が強まっているのか分かりませんが、何と1枚につき1時間くらいかけてみっちりチャネリングしてオラクルリーディングをやっておりました。
合計4時間超えで驚きの新記録更新です。
(お付き合いくださった依頼者様には大変感謝しております)
以前から何となく思っていましたが、多分カードがなくても依頼者様と繋がってしまえばチャネリング自体は出来そうだなというのがよりはっきりしたセッションでもありました。
私の場合、おそらくカードがあるとより色々情報を引っ張って来たりしやすいのかなと感じています。
なのでオラクルも出たいと言う子を出していますが、やろうと思えば1種類縛りでもやれるなと謎の自信が出てきました(やったことはないですが)
ただ出たいカードさんが伝えたい事があると思うので基本的にこのまま出たいデッキを使うスタイルでいきます。
自分でも読んでいて不思議に思うのですが、1枚のカードから無限に伝えたいことが出てくるんじゃないかというレベルで情報が来るんですよね。
伝え終わったかなと思うとまだ!と主張されるので基本的にカードさんからもういいよと伝えられるまで読んでいるのですが今回は大体1枚につき1時間くらいでした。
多分深く読もうとすればするほどいくらでも情報が来そうなので、通常セッションでは最低でもこの時間はリーディングしますよという目安の時間を設けています。
その時間で規定の枚数のオラクルをリーディングして、まだカード達が伝えたいことがありそうだったりする場合は依頼者の方がお時間大丈夫でしたらお伝えする形を取ることにしています。
(でないとこの調子で恐らく無限にリーディング出来てしまうので…)
もしかすると今回が特殊だっただけで他の方は30〜40分前後で1枚のリーディングが終わるかもしれませんし正直やってみないとその方のリーディングにどれだけかかるかは未知数です…。
あとどんなメッセージが来るかも正直予想がつかないので読みながら水瀬が驚いていても気にしないでください。(大体びっくりしている)
ですがモニターさんのセッションがあったからこそ、通常セッションでどういう形をとるか調整することが出来たので御協力くださった皆様には感謝しています。
お申し込みいただいた皆様も本当にありがとうございました。
モニター様でまだリーディング日が来ていない方もいらっしゃいますが最後まできちんと務めさせていただきますのでよろしくお願い致します。
通常セッションも既にお申し込みいただいている方が複数いらっしゃるので大変ありがたく思っています。
出来る限り沢山のメッセージをお伝えできるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。
ゆるく書こうと思ったのにゆるくとは…という内容になってきたのでここらで閑話休題。
好きな物語のお話でもしようかと思います。
水瀬は物心ついた頃から絵本が好きでした。
最初はかわいらしい絵が好きで見ていたような気がしますが段々ストーリーの面白さを理解して、絵本を卒業して児童書の世界を知ったのが恐らく小学2年生くらいでしょうか。
3年生の時にはがっつり児童書を読み漁っていた記憶があるので、児童書に手を出したのは2年生になってすぐ〜3年生になる前くらいの間かと思います。
そしてその頃に読んだ本の中でもダントツで記憶に残っているのが、村山早紀先生の「シェーラ姫の冒険」シリーズでした。
流石に細かい部分は記憶から抜け落ちていますが、主人公のシェーラ姫の名前は「千夜一夜物語」のシェヘラザードから取られており、シェーラ姫が最初に手に入れる魔法の指輪に宿る魔神「ライラ(アルフ・ライラ・ワ・ライラ)」は「千夜一夜物語」の原題をカタカナ表記したものという子供向けにしては凝った設定です。
所謂子供向けファンタジー小説なのですが大人が読んでも十分楽しめると思います。
お話の流れとしてはシェーラ姫とその仲間たちが故郷を救うべく伝説の魔法の杖を求めて旅をしていくお話です。伝説の魔法の杖を手に入れるためには七つの宝石を集めなくてはいけないのですが、長い旅の中で宝石をやっと集めたと思いきやまさかのどんでん返しがあり子供心にこの後どうなってしまうんだ…!とハラハラしました。
何故この作品がここまで記憶に残っているのかと考えたのですが、児童書にしてはそこそこ文章量があり読み応えがあったこと、また村山早紀先生が書かれている別の作品もとても好きなことが理由として挙げられるかと思います。
他にも色々読んでいたのですが好きだった作品は?と聞かれるとこのシェーラ姫の冒険シリーズを思い出すのですよね。
好きすぎて小学生の間に何度か読み返しました。
ネタバレはあまりしたくないので余計なことは言いませんが、終盤の「魔法の杖」の巻の内容は今でもくっきり覚えています。
こちらの記事を書きながら調べてみましたが、図書館にあったような全10巻のバージョンは現在絶版のようで、愛蔵版として2巻にまとめたものが出ていました。
久しぶりに読みたくなったので購入してみようかと検討中です。
ちなみに続編の「新シェーラ姫の冒険」は途中まで読んでいましたが完結まで読んだのか記憶が定かではありません。
個人的にシェーラ姫の冒険はそこで綺麗に終わった物語だったので当時の私には続編がしっくり来なかったのはありそうです。
今読んでみたら感想も変わるかもしれません。
私が思う本を読む楽しさの一つに、読んだタイミングによって抱く感想が違ってくるというものがあります。
全く同じ物語を読んでいても、小学3年生の私と6年生の私、それから大人になった今の私で全然感じる事や感想が変わってくるのです。
例えば登場人物の誰に感情移入するのか、誰に共感出来るのか、どんな部分に心を動かされるのか。
読み終えたあとの気分はどのような感じか。
それが驚く程違っているのです。
もちろん同じような感想を抱くことや、何度読んでも共感できるのはこの人物だという場合もありますが、やろうとしても全く同じ感覚で読むことは出来ません。
昔の自分と現在の自分ではまず重ねてきた経験や知識が違います。
そして小学生は身体も心も成長途中の段階ですので、物語の理解力も違うでしょう。
ですが、初めてその物語に触れた時の感動はいつまでも色褪せずに記憶の中に残っています。
例え理解力が劣っていたとしても純粋にその物語を楽しんだという点においては最初の自分が一番秀でているとも感じます。
そしてまた同じ物語の世界を楽しむ時には、初めて触れた時の感動と共にその時の自分よりも感じ方が変わってきているという新たな発見もありより楽しめるのです。
何だか熱が入りすぎて何を伝えたいのか分からなくなってきましたが、大人になる前に触れた物語はその後もずっと記憶に残る大切なものになりやすいのです。
私はその大切な時期に村山早紀先生の作品と出会えて良かったと思っています。
もう一つ村山先生の作品で思い入れのあるものがありますがまたの機会に紹介したいと思います。
ここまで読んでくださった皆様、いつもありがとうございます。
皆様が今日も幸せでありますように。
また次の記事でお会いしましょう。