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本やマンガから入る私が薦めるダイエット本、まずこの5冊


より良い、新しい、楽なダイエットを探して

まだ旅路の途中ですが(ヘッダのグラフ参照)、健康的になりたいとがんばっております。
いわゆるダイエット
なにぶん私、本やマンガという媒体を偏愛しているものですから、いい方法はないものか、昔のやり方より良い、楽な方法があるのではと、ここ数カ月、ダイエットについて目についたコミックエッセイや本をしきりに読みあさっておりました。
(生きててずっと潜在的にダイエッターだからいつも無意識に情報は収集しているのだけれど、今回特によく読みました)
 
私のダイエット魂に火がついたのはごく最近で、父の容態が悪くなり、半絶縁状態だった父母に久しぶりに会った今年3月のことでした。初手からして、
「太ったね!!」
という、実母ならではの剛速球ストレート。
「ちゃんと健康にいいものを作って食べてるの? 身体動かしてる? あなた」
からの、言わずもがなの説教。
わかってるよ!!!!
理屈はわかってるけど、実行できてないんだよ!!!!(号泣)
 
まあ、もともとダイエットが必要な体形ではあったのですが、コロナ禍突入前の2020年2月から2024年3月の4年ほどのあいだにさらに5.5キロほど太りました(号泣)。健康診断で脂肪肝と指摘もされてしまい。
 
コロナ禍で活動量が減ったのに加え、小説やエッセイを書くという座業に夢中になって座りっぱなし。うまくいかないストレスは食で発散。ダメダメです。
父を見送ってやっと落ち着き、今はヘッダーのとおり、4か月で4キロという亀の歩みながら、健康作りに励んでおります。
 
なので、特に参考にした書籍に感謝を込めて、おススメコメントを記しておきます。
なにより、ダイエットが成功した著者の皆さまにあやかれますように……!! なにとぞ!! 念!!

1.まずは、わたなべぽん氏の「スリ真似」

「スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました」
言わずと知れたわたなべぽん氏の超名作。これはかなり前に読んではいたけど今読み返してみても金言の嵐。必要なことはだいたいこれにおさまってる。私と同じくぽっちゃり系からダイエット始める方にはまず読んでほしい。

「な、なんつーか…おデブさんって/言いわけ多いよね」p16
「私が太っているのは/誰のせいでもない/私のせいだよね!」p27 

「スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました」

もうこの時点で既に、アイタタタタって刺さっております。
・自分の今を見つめて、生活習慣を見直す(スリム美人の真似をする)
・痩せたご褒美をごちそうにしない。自分の美人度が上がるご褒美を
・停滞期に特別なことをしない

この提案だけでもうすごい。その他も実際に使えるTipsだらけです。
続編「もっと!スリム美人の生活習慣を真似したら リバウンドしないでさらに5キロ痩せました」もセットでどうぞ。

2.なぜ肝臓? 尾形哲氏の「肝臓こそすべて」

現在、日本人成人の「3人に1人」が脂肪肝……!?
脂肪肝と指摘された私、この本を手始めに、尾形氏の本を何冊か読みました。雑誌などにもたまにエッセンスが掲載されているので、知っている方は多いと思いますが、これまたぽっちゃりタイプのダイエット魂に火をつけてくれます。

「肝臓が/蘇ると/不調が改善します/なぜなら/肝臓は全身の/解毒装置だから」p135-136

「肝臓こそすべて」

し、知らなかったです……!! 脂肪肝めっちゃ放置してましたです……!!
ここから尾形氏が提示する3ステップが大事で、読んでいくうちに、はい、やりまーすとうなだれることうけあいです。肝臓よ、私の大切な一部なのに、君のことを知らなくてゴメン。
 
尾形氏は、脂肪肝の主な理由は糖質の摂りすぎ、と言います。
彼の主張でいちばんインパクトがあったのは、だいたいの人は飲み物から糖を取りすぎだから、飲み物は水・お茶・ブラックコーヒーのどれかにしろ、というもの。

これを読んでからお酒は……やめられないけど控え、ジュース類はほぼほぼ止め、腸活スープを作って飲む生活になっています(腸活スープについては機会があれば)。 

3.しりでっどマン氏の「宅トレオタ話」

しりでっどマン氏「宅トレで20kg痩せたオタクの話を聞いてくれ」
聞く聞く~笑 なんかめっちゃ強そうな感じ!!

「体も心も痛い目を見て初めて「自分を大切にしていなかったこと」に気づいたのです」p30
「痩せたいというより、健康になりたいという気持ちから、私のダイエットはスタートしました」p31

「宅トレで20kg痩せたオタクの話を聞いてくれ」

この本は宅トレのあれこれがたっぷり(アプリや動画やエアロバイク)、なによりHIITがんばろう!!という気になりました。HIIT、詳しくはググってください。昔はやったビリーズブートキャンプが短く、休憩が入るようなイメージのトレーニングなんですが。
 あと、食生活についても

「誰かといっしょにいるときは我慢せずに食べる」p94

「宅トレで20kg痩せたオタクの話を聞いてくれ」

ってのも実は大事だよなあと。あと、カロミルってアプリのAIはすごいらしいので、ちょっとインストールしてみよっかなという気に。
 
この本で一番美しいのは、しりでっどマンさんが自分を肯定できるフェーズに入ったこと。その前向きなパワーがあふれてこぼれまくって、なんと、この本を読んだだけの私たちのことまで褒めてくれちゃってるんですよ!!
 
しかしつくづく、運がいい人は自分を大切にする(by中野信子先生)ともいうし、セルフケアが現代人の必須科目なんだよね。そんなことも感じながら読了した本です。

4.なぎまゆ氏の「人生で一番楽にダイエット」

なぎまゆ氏「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」
これ、これができたらどんなにいいか……!!

「私/食事を我慢して/ダイエットするの/もう/無理! 今回は!/本当に!/絶対に!/食べるのを/我慢せずに/痩せる!」p22

「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」

なぎまゆ氏は、ダイエットアプリで食事内容を見直し、「栄養バランスが崩れているから何か物足りていなくて食べてしまう」p31と気づき、糖質+脂質の食事(洋菓子、ラーメン、ハンバーガー、ピザなど)が太りやすく痩せにくいと発見します。
でも、たんぱく質+脂質(魚や肉のフライ、唐揚げ、油淋鶏)の禁止はしない。ぜったいダメ、としない。ストレスがかかることを回避しているのです。そして、なぎまゆさんもチートデイ要らない派でした。

「結局/適切に食べて/適切に運動して/痩せる それ以外に/健康を維持できて/リバウンドしない/身体になる方法は/ないのだと/思います」p92

「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」

ぐ、ぐはあっ…そうだよね…知ってた……涙
 
あと、なぎまゆさんは、自転車型トレーニングマシン、フラフープ、ダンベル、筋トレなどをされているのですが、自分の性格や生活に合った運動方法を見つけてねと言います。人の意見は参考。継続可能な運動を探して、実行してねと。確かに、自分の生活に合う合わないは、かなりあるよね!!
 
そしてなぎまゆさんの見つけた「痩せるより大切なこと」には、とてもうなずけます。そうだそうだ、がんばれ私。

5.ねこくらりえ氏の「やればやせる!」

「やればやせる! 38歳、挫折のプロでも25kg減の続けられるダイエット」
 
ねこくらりえ氏の本では、自分へのかけ声? 号令? が使えるなって思いました。自分にかける呪文みたいなもの。
タイトルにもなっている「やればやせる!」や「私は赤ちゃん。/焦らない。/結果はおまけ」p6 とかね。

「毎日食事の管理をしつつ、なるべく体を動かして「摂取カロリー<消費カロリー」を地道に繰り返すこと。その方法でしか脂肪を減らすことはできない」p29

「やればやせる! 38歳、挫折のプロでも25kg減の続けられるダイエット」

ぐ、ぐはあっ…そうだよね…知ってた……(2回目の涙)
ねこくら氏のダイエットも王道で、
・運動だけでも、食事制限だけでもダイエットは無理
・習慣化するために週4日以上、3カ月取り組む
・水を飲め

という感じです。水を飲め。これはダイエッターの皆さんみんな言ってるけど、あらためて良さそうで、メモりました。
 
アプリはあすけん、運動は宅トレとねこくら氏のダイエットはあくまで王道なのですが、紹介されている宅トレのトレーニング動画などが参考になります。
がんばるね。ねこくら氏の言うように、気分がのらなくてもやる、とにかくやる、やればやせる、やればやせる、やればやせる……!!(呪文)

ダイエットロード、旅路の途中ですが

ご紹介が長くなってしまいました。
久しぶりにダイエット本いろいろ読んでみましたが、知識が更新され、めちゃくちゃ勉強になりました。著者のみなさま、ありがとうございます。

まだまだ道のり半ば。
年齢的に、また時間的にも、体重減少より健康に重きを置いたじわじわダイエットになっています。ダイエットに魔法はないね……うっすら気づいてた 涙
 
時間ができたら、じっさいに現時点で取り入れて効果のあったメソッドもメモっていきたいと思います。ではでは!!


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